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家事代行は夫婦にも子どもにもメリットしかない

生活・家事

家事代行は夫婦にも子どもにもメリットしかない

“りんだ先生”こと林田香織と、エスキャリア・ライフエージェンシー代表の城梨沙さんが「家事のアウトソーシング」について語る(後編)

「試してみる」と抵抗感は消えた

林田 利用に当たって抵抗感はありましたか?

 実はすごくありました。私は金銭的な抵抗感が、夫には自宅に他人を入れることに対する抵抗感がありました。フルフレックスな働き方をしている私たち夫婦は、家にいる時間も取ろうと思えば取れたので、頑張れば自分たちだけでもやれなくはなかったんです。でも、そのせいで家事に多くの時間を取られ、仕事ができる時間が減り、お互い余裕をなくして疲弊してしまっていました。

林田 フレキシブルな働き方だったお二人だからこそ、家事・育児の負担が大きくなってしまったんですね。

 そうなんです。最初は民間の家事代行サービスを利用したのですが、やっぱり少し費用が高いなと感じて。そうこうしているときに、知人からシルバー人材派遣サービスを教えてもらって試してみたところ、費用も抑えられてとてもよかったんです。

林田 そこで、城さんの金銭面のハードルは下がったわけですね。

 はい。それまで時間をお金で買うという発想がなかったのですが、実際にやってみるとかなり費用対効果は高いと実感しました。それぞれ家庭の事情があると思いますが、まずは予算を決めて、自分たちが出してもいい金額内で試してみると、そこで生まれる時間のありがたさを感じられると思います。プロの方に掃除や料理をしてもらえると、自分がやる以上の価値で返ってきますし、「今日もこの家事のせいで自分のことができなかった」というようなイライラもなくなりました。

林田 まず予算を決めるというのがコツかもしれませんね。パートナーの「自宅に他人を入れる」ことに対する抵抗感はどのようにクリアしたのですか?

 夫は当初、家事代行についてあまり快く思っていなかったので、最初は夫の不在時に依頼しました。すると、来てくださった方がとても掃除好きで、すごく楽しんで掃除をしてくれたんです。私では掃除しないようなところまで、楽しそうにキレイにしてくれたのがとてもうれしかったですね。夫は、家の中がキレイになったこと以上に私の機嫌がよくなったことがうれしかったらしく、それ以降は賛成してくれるようになりました。来ていただいた方がとてもいい人で、自宅から徒歩3分という近所に住んでいたことも安心感につながったようです。

林田 部屋がキレイになったことよりも、妻がご機嫌でいてくれることがうれしかったんですね。「妻の機嫌」は夫側からよく聞くキーワードでもありますね。城さん自身は他人が家に入ることに対して抵抗はなかったんですか?

 実は、私も少しありました。家が手狭だったり、子どもの物であふれかえっていたりする家だったので、あまりそういうところを人に見られるのは…と思っていました。でも気にしていたのは私だけで、来てくださる方たちはそれが仕事なので、全く気にしないんですよね。また、触れてほしくないものは別のところに移しておくというような工夫もしました。一度利用してみると抵抗感は全くなくなりましたね

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