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【番外編】「チームわが家」座談会(下)。夫婦間のコミュニケーションのコツと、職場の理解とサポートを得ることの重要性

 連載「りんだ先生の『Team わが家』で行こう!」では、ママ一人に育児、家事の負担がかかってしまう“ワンオペ”解消に向け、様々なリソースと連携したマルチオペレーション型の育児体制(チームわが家)へのシフトを提案しました。その番外編として、「チームわが家」を実践している3人のママ&パパを集めた座談会をお送りします。

 上編では、それぞれの家庭の「チームわが家」の体制や構築の経緯やポイントについて聞きました。下編では、それぞれの夫婦と、職場でのコミュニケーションについて伺います。

石田 裕子(いしだ・ひろこ)さん 会社員(大手自動車関連企業、フルタイム勤務)
会社員の夫と2歳7カ月の長男の3人家族。同じ会社に勤務している夫は夜勤もあり。この春から管理職となり、部下のワーママたちのサポートも積極的に行う。自身の今後のキャリアを考え、両立体制を再構築中。

篠田 梓(しのだ・あずさ)さん 会社員(人材育成関連企業、フルタイム勤務)
大手企業で働く会社員の夫と、6歳と2歳の2人の男の子の4人家族。自身は大手企業からベンチャー企業に転職。以前はワンオペだったが、両立環境を整備し、今はむしろ夫のほうが家事を担う割合が大きい。整理収納アドバイザーの資格を持ち、インスタグラムフォロワー数は3000人以上。

加藤 たけし(かとう・たけし)さん 会社員(マーケティングコンサルティング・ベンチャー企業、フルタイム勤務)
フリーランスで働く妻と1歳の長男の3人家族。子どもが5カ月のときから7カ月間の育休を取得し、職場に復帰。本業以外にもNPO、マーケティング、地域活性、コミュニティデザイン、新しいワークスタイルに関連する講演や執筆も行う。

右から林田香織さん、石田裕子さん、加藤たけしさん、篠田梓さん

ワンオペから「家事はほぼ夫が担う」ようになるまで

林田香織(以下、林田) 皆さん、アウトソーシングやじいじばあばなど、様々なリソースと連携しているとのことですが、夫婦間の連携はいかがでしょうか?

篠田梓さん(以下、敬称略) 以前は100%私のワンオペでしたが、今は逆に家事のほとんどを夫が担っています。整理収納アドバイザーの資格を生かして、家の中の動線を変え、家事をしやすい収納にしたら、夫がどんどん家事をするようになりました。今は夫の注文に合わせて、私がアレンジするという感じです。子どもも自分のことは自分でできるように工夫しています。

 最初は、私がやってほしいことではなくて、相手ができそうなことを見つけてお願いするようにしていました。料理は特に好きみたいで、今では私が作ってほしい料理をクックパッドで検索して夫に送って、材料を買って帰れば、夜のうちに夫が翌日分の料理を作ってくれます。

石田裕子さん(以下、敬称略) 相手ができることを任せるって、本当に大事ですよね。私の夫も料理が上手で、今では「俺が作ったほうが早いし、うまいや」と言っています。でも、ルンバのたまったゴミは捨ててくれないんですけどね。私もやりたくない家事なので、そこでギクシャクしたりします。

加藤たけしさん(以下、敬称略) そういう“名もなき家事”って、気付きにくいですよね。夫婦どちらもやりたくない家事をどちらかが一方的に負担していて、それが問題になるケースは、僕の周りを見ても多いと思います。

篠田 ルンバのゴミは私が捨てますね。私は、掃除は苦にならないんですけど、料理はやりません。うちの家庭は私と夫で得意なことと苦手なことが違うので、うまくいっているのかもしれません。

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