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刑事の仕事にのめり込んだ、音大卒の異色警官

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刑事の仕事にのめり込んだ、音大卒の異色警官

仕事には誇り、家庭には愛を注ぐパパ警察官を“元警官”の日経DUAL編集者が訪ね歩く。神奈川県警泉警察署の草薙誠さんインタビュー前編

 警察官と言えば、今も昔も子どもたちが将来なりたい職業の定番ですが、かつては長時間労働など、共働き育児が容易な働き方とは言えませんでした。しかし、時代の変化と共に警察官の仕事や環境も変わりつつあります。

 “元お巡りさん”の日経DUALの編集者が現職の“パパ警官”にインタビューして、その仕事内容や育児との両立についてお聞きする本連載。今回は神奈川県警泉警察署の留置管理課で勤務する草薙誠さんにインタビューしました。

3交代勤務の留置管理課

 連載初回となった前回は、警視庁多摩中央警察署の交通課に勤務する田中健司警部補に登場してもらいました。今回は神奈川県警の泉警察署に勤める草薙誠巡査部長にお話を聞きました。

 草薙さんは音大卒で、もともとは警察官になるなんて全く考えていなかったそうです。それがなぜ警察官となり、そして子どもが生まれたことでどう変わったのか。自分のやりたいことと守るべきものを天秤にかけたうえでの選択、そして決断とは。警察官も会社員も、組織で働く一個人という意味では何も変わらないと思わされるインタビューです。

日経DUAL編集部 田中裕康(以下、――) 初めまして。まず、お名前と家族構成をお伺いできますか。

草薙誠巡査部長(以下、敬称略) 横浜市泉区にある泉警察署の留置管理課に所属する草薙誠です。階級は巡査部長で、一般企業でいう主任クラスです。年齢は37歳で、家族は妻と、4歳の息子と2歳の娘の4人家族。妻も私と同じ警察官です。

―― 留置管理課という部署名は、一般の人には耳慣れない用語だと思いますが、要は逮捕した被疑者の身柄を勾留する、警察署内の留置場で勤務する部署ということですね?

草薙 今は留置場ではなく留置施設と言いますが、おおむねその通りです。留置された被疑者の管理、我々は「処遇」と言いますが、そういった職務です。

―― あえて砕いていうと、留置施設の看守のような仕事ですよね?

草薙 すみません。留置施設を管理する仕事だとご認識いただければ。

―― 勤務は3交代制でしょうか?

草薙 そうです。勤務日の朝から翌日の朝まで24時間勤務をして、その日はそのまま明けで非番、その翌日も週休となります。つまり、24時間勤務の日の後は、明けを含めて2日休みが続くということですね。緊急の業務で休日出勤することもあまりなく、警察の仕事の中では比較的プライベートに時間を割ける部署です。私自身が希望して、昨年9月から現在の部署に異動しました。

草薙誠さん。笑顔が優しい“イクメンポリス”

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