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共働き夫婦はお互いの仕事の話をしたほうがいい

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共働き夫婦はお互いの仕事の話をしたほうがいい

(4)職場&仕事の戦略編(上)自分はどう生きたいかを考えることから始めよう

「笑っているパパ」を増やそうと活動を続けてきたNPO法人「ファザーリング・ジャパン」(FJ)の代表として全国を飛び回り、数多くの新米パパ&ママのための両親学級をはじめ、イクボスセミナーなど、数々の講演をこなしてきた安藤哲也さん。「仕事も家庭もうまく回したい!」と思うパパに向けて、人生戦略の組み立て方やそのコツ、考え方などについてお伺いする連載です。第4回目は、職場&仕事の戦略についてお伺いします。

仕事の戦略の前に考えること

── 子育て中のパパが仕事と家庭をうまく回すためには、どのように戦略を考えていけばいいのでしょうか?

 ここ最近、日本では、政府主導で盛んに働き方改革といったことが議論されていますが、この、働き方改革というのは、要するに“生き方改革”であると僕は思っています。自分の仕事のやり方を変えるにしても、職場を変えるにしても、その人それぞれの働き方改革の前に考えるべきことは、「自分はどう生きたいのか」ということです。つまり、働くために生きるのではなく、どう生きたいのかという考えの下に仕事があると考えないことには、改革は前に進みません。

 やりたい仕事をしていると思っている人はいいのですが、そうハッキリと自覚できていないパパは、まずは、自分の仕事が本当にワクワクできるのか、楽しいものなのかということを考えてみるべきだと思います。これは、ママでも同じです。

 そこを考えてみることで、初めて自分の仕事を今より楽しくするためにはどういった職場が必要なのかとか、どういう働き方を自分は求めていきたいのかという話になってくる。そのあたりも、一度、夫婦で話し合ってみるといいでしょう。

 僕はこれまでに9回転職しています。悪く言えば、けっこう飽きっぽい性格なのですが、やりたいことがどんどん出てくる。もちろん、失敗もありますが、新規事業を立ち上げて成功すると、その後のことにはあまり興味がなくなるんですよ(笑)。良く言えば、橋を架けるような仕事が好きだということ。

 そういう仕事をしているときが一番、ワクワクして自分らしくいられる時間を過ごすことができる。僕はそういう人間なので、ワクワクするためにキャリアアップしていくからといった話を結婚前から妻に話していました。それを前提に結婚してくれたので、彼女もそれを応援してくれています。

 楽天を辞めるときには、今、小学校4年生になる子どもがおなかにいた時期だったので、「普通、こんな時期に辞めないわよね」って皮肉を言われましたけどね(笑)。でも、最終的には、「しょうがないわね、病気みたいなもんだから」と、認めてくれました。そんな妻に感謝しつつ、逆に頑張らなきゃと思いました。そのとき、年収がかなり落ちてしまいましたが、「3年で絶対に元に戻すから」と、妻に決意表明をして、有言実行で戻したんですよ。だって、自分を信用してくれて、応援してくれる妻を裏切れないじゃないですか。

 このように、自分はどう生きたいのかといったことを考えてみることから職場での戦略の組み立て方が見えてくる。そのうえで夫婦お互いにそのことについて話し合い、決断していくことが大事だと僕は思います。

安藤哲也 1962年生まれ。出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、2006年にファザーリング・ジャパンを設立。厚生労働省「イクメンプロジェクト推進チーム」顧問、内閣府「男女共同参画推進連携会議」委員などを歴任。NPO法人タイガーマスク基金代表も務める。二男一女の父。新著に『「仕事も家庭も」世代の新・人生戦略 「パパは大変」が「面白い!」に変わる本』など
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