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残業代が減っても男性が家事育児したほうが良い理由

生活・家事

残業代が減っても男性が家事育児したほうが良い理由

治部れんげ/『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』の共著者・共働きパパに聞く

こんにちは、治部れんげです。今回は本連載の特別インタビュー編をお送りします。家事労働の経済価値について問いかけ、大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系、2016年秋放送)。ドラマが提起した問題を受け、夫婦の「公平な家事分担比率」を試算した書籍『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版・白河桃子&是枝俊悟著)が、共働きカップルの間で話題になっています。共著者で、ご自身、共働きパパのエコノミスト・是枝俊悟さんに、執筆の動機や夫婦の家事育児分担について聞きました。

是枝俊悟
エコノミスト
是枝俊悟1985年生まれ。2008年早稲田大学政治経済学部卒業、同年民間シンクタンクに入社。税・社会保障制度の改正による経済や家計への影響などの調査・分析を行う。著書に『大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術』(花輪陽子共著)、『徹底シミュレーション あなたの家計はこう変わる!』などがある。

年収500万円の場合、妻の時給は2500円

治部(以下、――) 家事労働を経済的に計って「見える化」することの意義は何でしょう。

是枝さん(以下、敬称略) まずは事実を知ることが大事だと考えています。日経DUALの読者層は共働き夫婦と聞いています。本に書ききれなかった共働きバージョンの「望ましい家事育児分担比率の試算表」をお見せしたいと思います。

 私の試算では夫600万円、妻400万円などある程度の年収差があっても、夫が担うべき家事・育児比率は4割を超えます。正社員で働いている妻の時給は高く、フルタイム勤務で年収500万円なら時給2500円、同400万円なら時給2000円ほどになります。時短勤務を行うと収入は減るのですが、家事・育児にそれだけのコスト(時給2000~2500円)がかかっていることは、なかなか認識されていません。この事実を知ることが、第一歩だと思います。

(前提)家事育児時間を夫婦計週51.4時間、産休前の夫婦の労働時間を年2000時間ずつとした。家事・育児の対価は夫婦の機会費用(1時間あたり賃金)のうち少ない方の金額をもとに算出
(出所)是枝さんによる試算

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