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眞鍋かをり 「女性が輝く社会」にモヤモヤしたくない

子育て・教育

眞鍋かをり 「女性が輝く社会」にモヤモヤしたくない

多様性を認め合えるような社会で結果的に「輝ける」といい

 眞鍋かをりさんに、ママとして、妻として、仕事人としてのあれこれを語っていただくこの連載。子育てを優先した働き方に自責の念を感じ、以前と同じようにできないことでモヤモヤを抱えていた眞鍋さん。「すべての女性が輝く社会」という国の掛け声にも違和感を覚えると言います。

「おっぱいのんでくれてありがとうって、いって」

レギュラー番組の忘年会で登場した豪華過ぎる刺身盛り。小さな子どもがいると、どうしても生ものを食べる機会が減るので、こういう打ち上げは本当にありがたいです!

 早いもので、2016年にこの連載が始まってから丸2年。当初はまだフニャフニャの赤ちゃんだったわが子も、いまや一丁前にイヤイヤ期の片鱗を見せ始め、すくすくと成長しております

 ただ、2年前とあまり変わっていないのが、授乳のペース。子どものタイミングで自分からおっぱいをやめる「自然卒乳」を目指しているのですが、今のところ全然やめる気配はありません。

 先日なんて、おっぱいを飲みながら「おっぱいのんでくれてありがとうって、いって」とまさかの要求をしてきたわが子。「え!?こっちがありがとうって言うの!?」と思わず笑ってしまいました。が、確かにそうだよね、そんなにしっかり話せるようになったのに、まだ赤ちゃん気分を味わわせてくれてありがとうだよねと思い、言われた通り、「ありがとう」と言っておきました。

 長期授乳も賛否両論あるようですが、今のところ、うちはまだ楽しんで続けております。

 さて、親になってからの2年間、子育てしながら働くとはどういうことか、私なりに自問自答しながらやってきました。

 最初の「外の世界に出るのが精一杯」だったころを思えば、子の成長とともに少しずつではありますが、両立できるようになってきたのかなと感じます。自分で選んだ「ペースを抑えてゆるく働く」という選択肢にも、最近になってようやく納得がいくようになりました。

 この2年、仕事をするにあたって何がいちばんつらかったかと言えば、「ちゃんとできてたかな?」「私、めちゃくちゃ中途半端!」という自責の念が常に付きまとうことでした。仕事のペースが以前よりゆるいと、前は普通にできていたことが、今はめちゃくちゃ頑張ってやっと及第点いくかどうか、という感じ。

 生放送をやっていても「あれ?私、前はもっと時間配分とかできてたよね?」と感じたりするんですが、気のせいなのかなあ(前も別にできてなかったのかな?幻想?)

 でも考えてみれば、それってとても贅沢な悩みですよね。ちゃんと自分が望んだワークライフバランスで回っているにもかかわらず、以前と同じようにできないからと、勝手に消化不良を起こしてモヤモヤしているだけだったんです。

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