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眞鍋かをり 働く母をドラクエに重ね合わせてみると

子育て・教育

眞鍋かをり 働く母をドラクエに重ね合わせてみると

「僧侶」でありながら「戦士」のパワフルさも兼ね備えた、力強い存在へ。ひたすら経験値を積みながら進んでいきたい

ドラクエが人ごとと思えない!

 子どもを育てながら仕事をするのって、時間や体力など物理的な大変さもさることながら、気持ちの部分がいちばん面倒なんですよね

 子どもを預けて働く罪悪感とか、前のように仕事ができない無力感とか、家事がおざなりになる失望感とか。私もそうでしたが、時短だと特に、仕事に対しての中途半端感で自分を責めたくなることも多いと思います。

 でも自分を納得させられるのって、結局は自分しかいない。いさぎよく諦めたり、気持ちに折り合いをつけながら進むしかないのだと実感しています

 私が2年ちょっとの間、時短モードで働く母をやってきた中で、ひとつ自分を納得させるために行き着いた考え方があります。それは「いまの自分は、ドラクエ3で戦士から僧侶に転職したようなものだ」というもの。

 ドラクエやったことない方、全く伝わらなくてごめんなさい。

 簡単に説明すると、ドラクエ3には「転職システム」というのがありまして。ゲームの中盤で、それまでの職業をチェンジすることができるんですね。魔法使い、戦士、武闘家、商人などなど、いろんな特性のあるメンバーでチームを組み、力を合わせて敵を倒しながらレベルアップしていくのですが、ある程度のレベルになったところで「ダーマの神殿」という場所へ行けば、他の職業に転職できるというわけです。

 しかし、このシステムにはひとつ重要なポイントがあります。それは、転職するとレベルが1に戻ってしまうということ。

 転職後は仲間たちの強さに追いつくため、時には仲間に守ってもらいながら、戦力になれるまで必死でレベルを上げていかなければいけません。

 働く母になったばかり、いわばレベル1だった私は、復帰後なかなかペースがつかめず、戦うフィールドは元の場所なのに、たいした戦力になれていないと感じ、自信喪失。変わらずバリバリと最前線で仕事をしている仲間たちに迷惑がかかっている気がして、落ち込んだりもしていました

 そんな自分が、ドラクエで転職したばかりのキャラに重なったのです。

 そしてもうひとつ。戦士といえば、攻撃担当でバリバリ敵と戦ういわばアタッカー。でも僧侶になると、呪文で仲間の体力を回復させたり、敵の攻撃から守ったりと、戦いの中で周りをサポートする役割のほうが大きくなるんですよね。このあたりもまさに、復帰後の仕事の立ち位置や、家族のケアを優先する自分に重なってしまって…ドラクエが人ごととは思えなくなってしまいました

次ページ 私流に解釈すると…

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