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イヤイヤ期も思春期も、「発達」を知れば乗り切れる!

子育て・教育

イヤイヤ期も思春期も、「発達」を知れば乗り切れる!

年齢ごとの子どもの行動にはすべて意味がある。発達の段階を愛でながら、親子で成長していこう

 全く問題がない“完璧”な家庭はありません。子どもの成長とともに訪れる課題に全員が「チーム」として取り組み、自分たちらしい家族を形成すること――それが「ファミリー・ビルディング」の考え方です。幼児教育を通して6000人以上の子どもと接し、数多くの家庭をコンサルティングしてきた山本直美さんが、悩めるデュアラー世代へアドバイスします。今回のテーマは、「子どもの発達」。子どもが成長するにつれ、様々なお悩みが出てきますが、親が発達の過程を理解しておくことでどういうメリットがあるのか。山本さんに聞いてみました。

◆山本直美さんの連載「山本直美のHAPPY ファミリー・ビルディング」も併せてお読みください!◆
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子育ての不安解消のために「発達の目安」を知っておこう

 こんにちは。チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 ご入園・ご入学、そしてご進級を迎えられた皆さん、おめでとうございます。一つお兄さん、お姉さんになったわが子の姿にご家族で目を細められたのではないでしょうか。

 新年度のスタートは、期待と不安の入り交じる季節でもありますね。

 子育ては一生懸命になり過ぎるあまり、お子さんができたかできないかで一喜一憂したり、思い通りにいかなくてイライラしたりしがちです。でも、長い目で見た子どもの「発達」を知っておくと、状況を俯瞰して見ることができ、不安や迷いを解消する助けになることがあります。

 子どもの「発達」を知る、というと、月齢ごとに何カ月目にはこれができて、あれができるようになって……と目安が書かれた本が色々ありますね。今は、それにはとらわれ過ぎない、という風潮もあり、あえて見ないという方もいらっしゃいます。でも、私は少なくとも一冊は発達に関する本を手元に置く、機会があればどこかで学ぶなどして、一度は「目安」を知ることをおすすめしています。何事も“知らない”ことが不安材料になることがあるからです。

 もちろん、子どもの「発達」には個人差があり、本に書かれている月齢通りにはいかないこともあれば、できていたことがその後できなくなったりすることもあります。あくまでも目安を持つだけですので、だいたい「前後2~3カ月くらいに収まっていれば大丈夫」というくらいの気持ちでゆったりと構えていればいいと思います。そして、もし発達がゆっくりだなと思うことがあれば、そこに向き合っていくということを大切にしてほしいですね。

 発達の過程では、「トイレトレーニングがうまくいかない」「お友達とうまく遊べない」「よく駄々をこねる」「夜尿が多い」……など、様々な問題が起こります。うまくいかないときには専門家の知恵も借りながら、一つずつ親子でクリアしていきましょう。

 私はよく「愛でる(めでる)」という言葉を使います。その子のありのままを見守り、成長を感じることが「愛でる」ということだとしたら、お子さんを「愛でる」ためにも、まずは「発達」を知ることが大切です。

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山本 直美

山本 直美

チャイルド・ファミリーコンサルタント。株式会社アイ・エス・シー代表。NPO法人子育て学協会会長。1967年生まれ。日本女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。幼稚園教諭を経て、大手託児施設の立ち上げに参画。95年にアイ・エス・シーを設立、自らの教育理念実践の場として保護者と子どものための教室『リトルパルズ』を開設、現在東京・名古屋で「ウィズブック保育園」を開設、運営し、独自の教育プログラムや保護者向けの子育てに関する学びを提供している。2008年にはこれまで研究・実践してきた理論・プログラム普及のため、NPO法人子育て学協会を設立、キッザニアのプログラム監修や子育て支援のプログラム提供などの実績がある。同協会では、子育て中のパパ・ママ向けに「子育てを通じて大人も育つ」、“育ち合う家族”をつくっていくための「子育て学講座」(キッズデザイン賞受賞)を開催中。子育てを一生懸命頑張っておられるパパ・ママへ山本からのメッセージ 「山本直美のかぞく応援メルマガ」を配信中。著書に『デキるパパは子どもを伸ばす』(東京書籍)、『子どものココロとアタマを育む 毎日7分、絵本レッスン』(日東書院本社)、『自走できる部下の育て方』(学研)など

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