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使わなければ大損! パパの「有休活用」ハウツー

子どもの急病や保育園・学校の行事で、ママばかりが有休を消化していませんか? 男性社員が有休を活用するメリット、使わないデメリットとは

「通常の家事・育児」のために有休を消化してみよう

 また、あらかじめ見込んでおけば仕事にも支障を来さずにすみます。部下や他部門に指示する必要があればそれを早めに行い、自分の有休の時間にやってもらうこともできます。自分がやらなければならないタスクも、有休があることを覚悟して前倒しで処理しておくことができます。これなら有休取得で業務に支障を及ぼすこともありません。

 有休取得のステップアップは、「通常の家事・育児」担当です。有休の残日数に余裕があるなら、有休を半日あるいは1日取得して、通常の家事・育児のために有休を消化してみましょう。

 いつもママが保育園の送り迎えをしているなら、2~3週間に一度、有休を取得してパパが送り迎えをしてみるのです。このくらいなら有休が一気にゼロになる、ということもありません(半休であれば保育園に送った後、美術展を見て出社、なんてリフレッシュもできるかもしれません)。

 最近では職場でも有休取得を奨励していることがあります。「男性は絶対無理だろう」と決め付けずに、上司と一度相談してみてはどうでしょうか。

 なお、絶対に避けたいのは「パパの有休が残20日なのに、ママは有休残ゼロになって看護休暇」というパターンです。子どもの病気の看護のために休日を取得することは法令でも認められている権利なのですが、これは純粋に給料減になります(一般的に看護休暇は無給扱い)。看護休暇を増やしてしまうと年収減につながりますからあまり選びたくない選択肢です。

 「ママの有休残日数ゼロ」を避けるためにも、パパも積極的に有休を取得して、子どもの顔を見る時間を増やしてみてはどうでしょうか。病気のときの子どもの姿を知っておくのも、子育ての思い出になると思いますよ。

有休があるのはとても羨ましい!

 ちなみに、“イクメンFP”を自認する私は有休を取得したことがありません。なぜなら個人事業主や社長には有休が存在しないからです(ちなみに個人事業主や社長は、男性育休の手当金ももらえません。雇用保険の対象外だからです)。

 私からすると、有休を使わない男性会社員は実にもったいないと思います。しかも有休は現金化できないのですから、使わないほど損です。

 「仕事せずに一日ぼけーっとしたいから有休」は取りにくいかもしれません(取ってもいいのですが)。であれば、「子どもが寝込んでいるから、付き添うので有休」をまずは取得してみてはどうでしょうか。

(イメージカット/iStock)

山崎俊輔(やまさきしゅんすけ)

山崎俊輔(やまさきしゅんすけ)

フィナンシャル・ウィズダム代表。1972年生まれ。AFP、1級DCプランナー、消費生活アドバイザー。中央大学法学部法律学科卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。日本経済新聞電子版では「人生を変えるマネーハック」を週刊連載中で現役世代のお金と幸せのバランスについてユニークな視点でアドバイスするコラムが好評。WEBを中心に10本の連載を抱える。40歳を過ぎて4歳の男児と2歳の女児を子育て中のイクメンFP。家事・育児参加は一日平均6時間、保育園登園担当9割、18時帰宅率9割(22時すぎに仕事再開)。でも毎日妻には怒られる日々である。

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