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【生の英語に触れる編】1年間ラジオ講座を聴き続けた後、ホテルの交渉事やレストランでの注文を娘が担当。親は近くでマークしつつも、手は貸さない
子連れグアム歴10回以上!“グアムの達人”の異名を持つ編集者ママの中田ぷうさんが提案するグアムの楽しみ方をお送りしていますが、2回目は“生の英語に触れる編”。中田さんは食と買い物のためだけではなく、上の子ども(14歳)の英語教育のためにもグアムに通っているそう。グアムで英語教育?とピンとこない人に向けて、一体グアムで英語の何を学べるのかを教えてもらいました。
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そもそも習い事はさせない主義

日経DUAL編集部 中田さん、お子さんたちに習い事をほとんどさせないんですよね?
中田ぷうさん(以下、敬称略) はい、これには一応、きちんとした理由があって……。私の母は教育熱心な人で、私自身が子どものころは絵画にフルート、英語に水泳、ついでにピアノ、と習い事漬けだったんです。でも、今40歳を過ぎてみて、何一つ身に付いていない(笑)。ピアノなんてもはや『ねこふんじゃった』すら弾けません。まさに月謝をどぶに捨てたようなものなんですよ。無駄な投資以外の何ものでもなかったんです。
今の仕事(編集者)に就いてから、多くの教育のプロたちを取材してきました。そのプロたちが口をそろえて言うのは「子どもの習い事など無意味。習うのであれば本人の意思が出てきてから、本人がどうしても習いたい!というものだけを習わせなさい。そうすれば必ず力は伸びますよ」ということ。そんな話を聞いてきたので、自分の子どもには親である私や夫が勧める習い事はさせないと決めていたんです。要するに「好きこそものの上手なれ」ってことだと思うんですね。
―― とはいえ、今は3歳くらいから色々な習い事を始めますよね。気持ちがグラついたりはしませんでしたか?
中田 グラつくことはなかったですね(笑)。おっしゃるように3歳くらいから周りはみんな習い事デビューをし、うちの子も「あれ、習いたい」「これ、習いたい」と言っていた時期もありました。でも3歳児の希望など“瞬間”で終わることが多く、様子を見て、あまりにいつまでも言うようであれば教室を見学してみる。それで習いたいのであれば、習わせていました。でも私から「この教室行ってみない?」「あれ習ってみようか」という提案は一切しませんでしたね。
―― その後もお子さんたちは自分から習いたいと言うこともなく?
中田 上の子は5年生の終わりくらいに「英語が習いたい」と言ってきました。ただ、彼女の“本気度”がどのくらいかが分からなかったので、いきなり英語教室に通うのではなく、とりあえず「ラジオの英会話講座を受けてみたら? それが続くようであればきちんと教室に通えばいいじゃない?」と提案しました。
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