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アンパンマンの話から教育資金贈与を考えた

保育園や塾の費用を祖父母からもらう

この連載は、ファイナンシャルプランナーの中嶋よしふみ氏が、いま話題の事件や芸能ネタを入り口にして、DUAL世代に役立つお金の話題を解説するマネーエッセイです。


miho / PIXTA(ピクスタ)

 アンパンマンの作者として有名な漫画家のやなせたかしさんが2013年10月に亡くなりました。アンパンマンが初めて絵本として出版されたのは1973年だそうですから、40年間も同じ作品を書き続けたことになります。

 先日、住宅に関する相談で3歳の男の子がいる家庭に伺う機会がありましたが、帰りにはその男の子が「バイバイキーン!」と何度も言いながら見送ってくれました。

 ファイナンシャルプランナーである筆者は1979年生まれの34歳ですが、小さい頃にアンパンマンの絵本を読んだ記憶はあります。それが今でも人気作品である事を考えると、改めてすごい作品なんだなと驚いてしまいます。

相続する親族は不在? 宙に浮く巨額の遺産

 芸能情報サイトの報道によれば、アンパンマンの単行本は累計販売部数が7800万部、キャラクターグッズは毎年400億円の売上があるそうです。そしてやなせさん自身には400億円の遺産があり、相続する親族が今のところいないと推測されています。(記事「やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方」より)。

 報道の通りならば多額の遺産が宙に浮くことになりますが、法律では相続する人がいなければ国のお金になる事が決められています。

 共働き&子育て中のDUAL世代にとっては、相続といわれてもまだピンとこないかもしれません。おそらくDUAL世代の両親は若ければ50代、お年を召していても70代前半ぐらいでしょうか。両親とも元気だし、遺産相続なんてまだまだ先の話だよ……という方も少なくないでしょう。

 しかし、親の遺産はDUAL世代には本当に関係ないのでしょうか。実は相続はまだ先の話でも「生前贈与」は検討の余地があります。

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