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急な発熱! 医者に「いつもと違う」を伝えて

子育て・教育

急な発熱! 医者に「いつもと違う」を伝えて

まずは「食う、寝る、遊ぶ、出す」をチェック!

 おはようございます、「知ろう小児医療 守ろう子ども達の会」代表、阿真京子です。

 みなさんは、子どもの病気にアタフタすること、ありませんか?

 「39度の熱が3日間下がらないけれど大丈夫かな」

 「保育園で流行しているインフルエンザに感染!?すぐに受診すべき?」

 「自宅で子どもが嘔吐下痢。どうやってケアすれば……」

 具合が悪い子どもの前で、どうしていいのかわからず、不安で頭を抱えてしまいますよね。私もその一人でした。

 長男が9カ月のときに起こしたけいれん重積で真夜中に救急外来に駆け込み、そこで見たあふれかえるほどの子どもたち、いら立つ親、忙しそうな医師や看護師の姿に、「小児医療で大変なことが起きている」と強く感じました。その後、「休日・夜間の救急外来に訪れた人の9割以上が入院の必要がない軽症患者」というニュースを知り、その数字にがくぜんとしました。自分も含め、親は子どもの病気についてもっと知っておくべきではないだろうか。自治体主催の講座を探しましたが、当時はありませんでした。そして7年前、親が子どもの病気について学べる機会を作ろうと、「知ろう小児医療 守ろう子ども達の会」を立ち上げたのです。

 会ではパパ・ママ向けに「小児医療の基礎」について小児科医から直接学べる講座を開催しています。これまで100人近い小児科医の話を伺ってきました。どんなときに救急に行くべきか、どんなときは家で見ていても大丈夫か、という「救急の判断」に始まり、発熱、せき、下痢、嘔吐など、赤ちゃんや小さい子どもたちがかかりやすい病気への対処法や予防接種について、講師である小児科医の話を聞きながら、「知っていて良かった!」と思うことがたくさんあります。

 私は医療従事者ではありませんが、活動を通して出会った数多くの小児科医から学んだ小児医療の現状や基礎知識を、3人の子どもを育てながら忙しく働く一人の母親としての立場から、皆さんにわかりやすくお伝えしていきたいと思っています。

子どもの病気で慌てないために押さえておきたい2つのこと

 今日は、子どもが病気になったときに慌てないために、親として最初に押さえておきたいポイントを紹介します。たった2つです。

1.全身状態を見る

 講座で講師を務めてくれたどの小児科の医師も必ず言うのが、「大切なのは熱の高さだけではなく、全身状態」だということ。

 つまり、「食う・寝る・遊ぶ(機嫌がいい)・出す(おしっこ、うんち)」ができているかどうかがポイントになります。

 熱が高くてもケロッとしていて元気なときもあれば、熱が高くなくても水分が取れず心配なときもあります。全身状態を確かめた上で、救急の判断について迷うときは、日本小児科学会による「こどもの救急」サイトを活用してみてください。

 私も以前は、子どもが熱を出したとき、「明日保育園に行けるのか、病児保育か、病後児保育か、それともファミリーサポートにお願いできるか……」と頭に選択肢をいくつも浮かべながら、子どもを見守っていました。

 熱が下がった、というのは、「熱が24時間平熱であることを指す」といいます。つまり、朝だけ下がっていることを熱が下がったとは言わないのです。私自身も保育園から、「熱のあるなしではなく、食べて(飲む)うんちおしっこがいつも通り出て、そして遊べる状態になってから登園を」と言われたことがあります。

 とはいえ、それを待っていては仕事に行くこともできない……というのも働く親の本音ですよね。完治しないまま登園させてかえって病気が長引いてしまったり、入院になってしまったり……。

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