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夫婦ゲンカをしたときに観たい映画

「ペンギン夫婦の作りかた」でほっこり仲直り

 映画ライターの清水久美子です。働くママ&パパの毎日は、とにかく忙しい。私も共働きで子育てをしながら、仕事と家庭に追われる日々を送っています。でも、私たち夫婦は共に映画好き。どうにか時間をやりくりして、映画を楽しむようにしています。まだ子どもが小さいときには、夫に子どもを預けて映画館に足を運ぶこともありました。たった2時間程度ですが気分転換になり、エネルギーをチャージできる貴重な時間でした。リラックスしたり、ストレス解消に役立てたり、自分自身を投影して元気をもらったり、大変な毎日を乗り切るヒントをもらったり、現実逃避して気分をリセットしたり。映画にはいろんな効果があります。今回からスタートするこのコラムでは、働くママ&パパに、ぜひ見てほしい映画を紹介していきたいと思います!

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 夫婦にけんかは付きものですが、何日も長引いたり、仲直りしたつもりでも、なんとなくスッキリしなかったりして、モヤモヤした気分が続くことってありますよね。連載第1回の今回は、そんな気分のときに見てほしい映画を2本紹介します。

けんかしても同じ方向を向ける夫婦に。「ペンギン夫婦の作りかた」

 1本目は、「ペンギン夫婦の作りかた」。数年前に大流行した“食べるラー油”。その原点は、沖縄の石垣島で暮らすある夫婦が、石垣島の食材にこだわり、苦労を重ねて作ったものだったことをご存じでしょうか? その夫婦の姓は“辺銀(ぺんぎん)”。本作は、日本人女性と中国人男性が国際結婚し、“ペンギン夫婦”となった実話を基にしています。


制作2012年/日本/小池栄子、ワン・チュアンイー(王傳一)/バップ/Blu-ray6090円、DVD3675円/発売中
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 フリーライターの歩美(小池栄子)とカメラマンのギョウコウ(ワン・チュアンイー)は、遠距離恋愛を経て国際結婚しました。2人は東京で暮らしていましたが、ギョウコウが勤めていた出版社が倒産。気晴らしに夫婦で旅行した石垣島を気に入り、歩美とギョウコウは島に移住することに。そして、2人はあるイベントをきっかけに、全く新しいラー油を作ることを思い付きます。

 ラー油作りの苦労や、ギョウコウが日本に帰化申請し、夫婦の新たな姓に“辺銀”を選んだ理由、島での生活などが描かれる中、2人はちょっとしたことでけんかしたり、口をきかなくなったりします。素直に気持ちを伝えず、無言で部屋を出て行ってしまったり、相手の真意に気付けなかったり。でも、南の島の美しさやおいしそうな食べ物、温かい地元の人々に囲まれながら、自分らしく生きようとともに頑張る歩美とギョウコウの前向きさを見ていると、仲たがいしていることがくだらないことに思え、見ているこちらも素直な気持ちになれます。どんな夫婦、どんな家族にも多少のすれ違いはあるもの。でも、相手を思いやる気持ちを忘れずに、夫婦二人が同じ方向さえ向いていれば、チームは強い! そう思える作品です。「なんだか最近、ささいなことでケンカが多いなぁ」と思ったら、ぜひ夫婦(もちろん子どもと一緒でも!)での鑑賞をオススメします! ペンギン夫婦の愛情にあやかって、仲直りのきっかけにしてみてはいかがでしょう。

今にも冷めそうな夫婦には“刺激”が必要!? 「トゥルーライズ」

 2本目は、夫婦げんかの嫌な気分をお互いに忘れてスカッとする映画を。アーノルド・シュワルツェネッガーとジェイミー・リー・カーティスが破天荒な夫婦にふんする「トゥルーライズ」です。


制作1994年/アメリカ/アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイミー・リー・カーティス/20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン/Blu-ray販売なし、DVD税込1490円/発売中
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 妻や子に正体を隠している敏腕スパイのハリー(シュワルツェネッガー)。家族の前ではさえないセールスマンを演じています。夫がスパイだとは夢にも思わないヘレン(カーティス)は、結婚生活に退屈さを覚え始めています。そんな妻の様子を不審に思ったハリーは、ヘレンが浮気をしていると疑い、顔を隠して彼女を誘拐し尋問。浮気は誤解だと分かりますが、ヘレンが平凡な日常に不満を持っていることを知ります。その後、ハリーとヘレンはテロリストの事件に巻き込まれ、夫がスパイだと知ったヘレンは、ハリーに協力して事件解決に奮闘します。

 現実離れしたストーリーですが、夫婦それぞれ思っていることはあるのに、口には出さないで妙な距離を取ってしまう家庭内のリアルなシーンも。お互いを疑ったり、不満を抱いたりしていたけれど、刺激的な出来事によって関係をリセットし、愛情を確かめ合って絆を深めていくヘレンとハリーから、夫婦も時には緊張感や刺激が必要だと教えられます。もちろん、豪快なアクションも見ものですが、随所で見せるコメディーのバランスが絶妙! 夫婦の間に妙な距離を感じている人、なんだかスッキリしないモヤモヤを抱えている人は、とにかく難しいことを考えずに見てみてください。何より、この映画を夫婦で見たら、一緒に大笑いして夫婦げんかのモヤモヤ気分なんて吹き飛びますよ!

清水 久美子

清水 久美子

メーカーでOLとして働きながら、夜は音楽雑誌の編集部でアシスタント業務をこなし、結婚を機にパソコン誌の編集部に転職。その後フリーライターになり、各業界誌で執筆を重ね、男女の双子を出産後は妊婦や産婦人科に取材しマタニティ雑誌に寄稿。その後、最も好きなジャンルであるエンターテインメント、映画・海外ドラマ・音楽の記事を主としたライターへと転向。「SCREEN」「日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial」や「海外ドラマBOARD」、「青山シアターマガジン」などにて執筆中。

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