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「うちの会社は仕方ない」と諦めたらワーママの負け

女性活用歴の浅い会社ほど、今が変革のチャンス!

現状の制度やルールの枠内で我慢する必要ナシ! 新たな策を提案しよう

 「育児休暇制度」「時間短縮勤務制度」など、女性が出産後に職場復帰しやすい制度の導入が進んでいます。しかし、業務を遂行するうえでは、まだ環境が整っているとは言えません。ワーキングママ(以下、ワーママ)が仕事と育児を両立するには、どうしても時間的な制約があります。自らの工夫で業務の効率化を図ったとしても、やはり限界があるのです。私もワーママとしていかに業務を効率化し、生産性を高めるかという課題に向き合ってきました。そして、会社を動かすことで、自分が働きやすい環境へと変えてきました。

 会社側から無茶な要求をされることもあります。どう考えても時間を要する仕事を「時間外労働をせずに、期限内に達成せよ」というのがその一例です。目標達成への意識は高くても、組織体制やルールに阻まれ「やりづらい」と不満を抱えている人は多いでしょう。

 しかし、そこで、「うちの会社はこうだから」と諦めてしまったら、状況は何も変わらないまま、自分に無理を強い続けることになってしまいます。だったら、ダメモトで会社や上司に交渉を試みるべきではないか、と私は考えるのです。

 私も入社6年目の頃、まだ出産前のことですが、大量の業務を回し切れなくなったことがありました。顧客数が増え、それぞれの案件の進捗を管理し切れない状態になったのです。そこで、役員会に対し、「私に専属のアシスタントを付けてください」と要望を出しました。それまでの組織体制は5~6人のグループメンバーを1人のアシスタントがサポートするというもの。当時、私は他の社員より多くの顧客を抱えていたとはいえ、「ワガママ」と思われても仕方のない要望です。それでも、この申し出は受け入れられ、実現しました。

「トライアル導入」なら交渉もしやすい。成果目標も明確に

 「専属のアシスタントが付く」という、異例の待遇を獲得できた背景にはもちろん、それまで高い業績を上げていたこともありましたが、役員会を納得させたポイントは他にもありました。「私を“トライアル”としてください」という一言を付け加えたのです。成果が上がれば全社に導入することを前提として、この体制を試させてください、と。

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