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うれしいはずの産前・産後に気分がふさぐ

子育て・教育

うれしいはずの産前・産後に気分がふさぐ

女性ホルモンの変化を受け入れ、五感をうまく使って自分を癒やす

 働く妊婦さんは多忙を極めます。仕事の合間に定期健診に行って、膨らみ始めたおなかを抱えて仕事にまい進し、育児グッズも用意し始めて……。仕事も生活も充実して、これから新しい家族の誕生が待っている――。

 「でも、幸せに浸れないんです。毎日、毎日、不安で気がふさいでしまいます」

 そんな妊婦さんは少なくありません。実際、私自身も、5回の妊娠中や産後に、ささいなことで何度も凹みました。

 でも、大丈夫。気分がふさぐのは自分の責任ではありません。原因はホルモンにあるのです。

 妊娠すると、それまで卵巣から出ていた2種類の女性ホルモンが、胎盤から分泌されるホルモンと入れ替わります。妊娠させようとする体から、妊娠を維持し、子どもを育てようとする体に変化するのです。

 自分の体なのに、その体を調整している女性ホルモンが変わると、さまざまな変化が訪れます。

 「授かるための体」から「身籠り育てる体になる」。

妊娠後、女性の体はM&A並みの混乱を体験する

 この変化は、厳密に言えば受精した瞬間から起こっています。胎盤が完成する妊娠5週(妊娠2カ月)前後までは、卵巣から生み出される女性ホルモンがせっせと働き、体の中は女性システムから妊婦システムへの移行期として変化にさらされます。それはまるで、会社の合併や体制変化、企業で言えばM&A(企業の合併・買収)に匹敵するほどの混乱期。

 このために起こる典型的な症状がつわりですが、つわりに関しては別の機会に詳しく触れることにして、産前・産後のホルモン変化について、皆さんが知っておくとなんとなく安心できる知識や対策をお伝えしたいと思います。


「産前・産後はルンルンな気分で過ごしたかったのに……」。そう感じる働く妊婦は多い

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