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 第1回「共働き夫婦になると、なぜ貯金がたまらないのか」、第2回「共働き妻は、夫に給料を少なめに伝えるのも手」に続き、第3回「共働き夫婦が貯まらないのは「共有口座」が原因」に続き、ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんが共働き夫婦がお金を貯めるノウハウを解説します。

 最終回は「マイホーム購入」や「保険」、「老後に必要なお金」についてです。

マイホーム購入は「子供が小学校に上がる前の時期」がお勧め

――前回までの記事では、お金の貯め方について『共働き「だから」ためられない』という、耳の痛い指摘がありました。マイホーム購入や保険選びでも、共働きならではの注意点はありますか?

深田 お互いに収入があることで、かえって油断が生じて貯める習慣ができていない共働き夫婦は多いです。

 それでもやはり、収入の源が2本あるのは強み。このアドバンテージを生かせば、マイホーム購入や保険選びでは、より有利な選択ができると思います。

――そう聞くと、共働きのモチベーションが上がりますね。

深田 ただしマイホーム購入については、貯蓄同様に油断をしてはダメです

 最近は結婚してすぐ多額のローンを組んでマイホーム購入に踏み切ろうとする夫婦が増えました。たとえ頭金ゼロでも、銀行はローンを組んでくれるようになりましたからね。

 でも、私は結婚直後のマイホーム購入はお勧めしません。銀行がローンを許しても、私はダメと言い続けています。

 共働きにしろ、片働きにしろ、夫婦でお金を貯めた経験がないまま大きな借金を背負うのは、とてもリスクの高いことだと考えています。

 結婚直後の共働き夫婦は、2人の合計収入は高いです。でも、妻が妊娠し、出産すると妻の収入は激減。職場復帰しても妊娠前のようにフルでは働けないため、しばらく収入水準は低くなることは覚悟しなくてはなりません。この時期は、保育料など新たな出費も発生し、2人の収支バランスが大きく崩れます。

 まずは2人でお金をためて、マイホームは子供が生まれて家計が安定してから購入するのが理想。子供が小学校に上がる前の時期、結婚6~10年後あたりがベストでしょう

年間100万円貯めれば、住宅購入が楽になる

――マイホーム購入に向けて、貯金はどれだけ必要ですか?

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