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面談で上司へ「ママキャリア」をプレゼンする効果

「育児サポート体制」を整え、「ママ社員への不安」を払拭

 「育児休暇を終えて職場に復帰したけれど、時短勤務だと以前のように責任ややりがいのある仕事を任せてもらえない。経験やスキルを生かせない補助的業務ばかりで物足りない…」。そんな葛藤を抱えているワーキングママ(以下、ワーママ)は多いようです。復帰後、そのような状態に陥らないためには、早い段階から、自分が望むキャリアプランを上司や会社に対して発信しておくべきだと私は考えています。

 私の場合、結婚前からキャリアプラン、キャリアビジョンを中長期スパンで描き、上司に伝えていました。例えば、組織・人事の策定が行われる時期が近づくタイミングで、部長に面談を申し入れていたのです。私の勤務先では毎年1月頃に、4月からの新年度に向けて組織体制や人事の検討が始まるので、その直前頃からです。その場で「私はこれから、こんなポジションで、こんな仕事に取り組んでいきたいと考えています」と訴えました。口頭で伝えるだけでなく、自分のキャリアプランや仕事における目標を文書にまとめ、プレゼンテーションを行いました

 その希望が考慮されてか、ここ十数年の間、私は不本意な異動辞令を受けたことはありませんし、むしろ希望に近づくチャンスをいただいています。出産後も、やりがいを感じられる仕事を続けてこられました。

 ただし、希望を受け入れてもらうためには、現在担当している仕事に対して全力で取り組み、成果を挙げることが大前提となります。もし、今の仕事がなかなか思うようにいかず、「自分に合っていない」と感じていたとしても、少しでも自分の強みを生かせる工夫をし、周囲からの評価を得られるようにしましょう。

経営者に時間を取ってもらう秘訣は「現場の情報を教えます」

 自分のキャリアプランを発信する先は、所属部門の部長にとどまりません。私は、直属の上司だけでなく、私の所属部署の管掌役員や社長とも面談の機会を作ってきました。会議室で面談することもあれば、ランチを一緒に取ることもあります。

 経営陣相手の場合は、「現場の情報をお伝えしたい」ということを第一目的としてアポイントを取ります。リクルートグループという比較的フラットな組織だからこそできることかもしれませんが、一般的に言って、役員や社長は「現場」との距離の隔たりに不安や危機感を感じ、現場の声を聞きたいと考えているもの。私の経験から言えるのは、「経営層は現場の社員とのアポイントには意外と積極的に応じてくれる」ということです。そして、現場の状況や社員たちの思い、また、現場社員が拾ってくるクライアントの声などの情報を伝えます。同時に、私個人が考えているキャリアビジョンもしっかり伝えるのです。

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