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八塩圭子 心配性の私と、「大丈夫」が口癖の夫

子育て・教育

八塩圭子 心配性の私と、「大丈夫」が口癖の夫

生後10カ月の息子の育児を巡り、あらわになった夫婦の感覚のズレ

 子どもも10カ月ともなると、かなり危なっかしくなってきた。

 ちょっと目を離した隙に、今までは上れなかったソファに軽々と上り、手が届かないだろうとソファの奥のほうに置いておいた携帯電話やテレビのリモコンをかじっている。自分の背丈と同じくらいのベビーガードをよじ上り、頭からガードの向こうにダイブしようとする。

 全くもう、危ないったらない。

 ここに至るまでも、着々と自らの「陣地」を増やしてきた息子である。

 最初はベビーベッドがものすごく大きく感じるほど、真ん中にちんまりと寝ていたに過ぎなかったのに。見る間にベビーベッドは小さくなり、寝相の悪さで足は飛び出すわ、柵にガンガン頭を打ち付けるわ、ベビーベッドはもう限界に来ている。

 リビング、ダイニングのある2階フロアでも、通称「虎ちゃんエリア」は拡大している。寝返りするようになって以後に設置したベビーサークルなど、ひと月ほどで手狭になり、リビング全体を彼に開放することに。衝撃吸収用マットを敷き詰めて、ベビーガードで仕切ったのが8カ月ごろだったか。あれよあれよという間に、ハイハイができるようになり、つかまり立ちもつたい歩きも得意技になってしまった。ベビーガードはもはや彼にとっては、よじ上るために設けられたアスレチックの一種でしかない。

 虎ちゃんエリアは、リビングだけだったのがダイニングにも拡大し、2階だけだったところが他のフロアにも広がり、これからも拡大の一途をたどることは間違いない。

子どもが自由自在に歩き回ることの喜びと恐怖

 本当に恐ろしいのは、虎が野に放たれた後だ。「虎ちゃんエリア」が意味を成さなくなり、家の中を自由自在に歩き回るようになったらどうなるか。階段だらけ、角だらけ、ガラスだらけという、危険満載のわが家で、無傷のまま成長できるとは到底思えない。

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トラの子、育ててます。

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