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森本千賀子 「仕事人」と「ママ」のメリハリが肝心

切り替え上手になるための4つのアイテム

 会社から帰って子どもにごはんを食べさせていても、やり残した仕事のことをつい考えてしまう。子どもとのお風呂に入ったあともカバンから書類を出してチェックしたり……。寝付いたと思った子どもが起き出してきて、イラッとしてしまう……そんな経験はありませんか?

 そんなときの、ママの「そわそわ」「イライラ」はすべて子どもに伝わっています。ママの表情やちょっとした仕草に、子どもは戸惑ってしまうのです。「自分のことを見てくれていない」と不安を抱えてしまう。それが積もり積もって、子どもの心や発達にマイナス影響を与えることもあるでしょう。上司のちょっとした仕草のせいで、部下が傷つくのと似ていると私は思っています。

 私にもそんな時期がありました。子どもが寝た後、22時から仕事をする習慣が付いていたことがありました。布団の脇で絵本を読んであげながら、「早く仕事に戻りたいから早く寝ついて!」と願っていました。でも、子どもはそんな焦りを察知するのか、情緒不安定気味になり、なかなか寝ついてくれない。

 そんな悩みをママ友に話したところ、「『早く寝かしつけなくちゃいけない』というプレッシャーを感じながら寝かそうとするのは、子どもにとって絶対に良くないよ」と言われ、ハッとしました。

明日用のTodoノートを記入したら、仕事の顔はOFFにする

 それ以来、私は生活スタイルを根底から見直しました。「夕方会社を出たらもう一切仕事しない!」と決めたのです。退社時間になったら、やり残している業務を明日のTodoとして手帳に書きます。そしたら、仕事モードはオフにする。「書いて締めくくる」というのは効果的で、帰宅途中で「あれもあったな、あれもまだだな」などとあれこれ思い巡らすこともありません。

 会社を出たら、会社用の携帯電話を留守電モードに切り替え、鳴っても出ません。会社のメンバーにもお客様にも、「19時以降は電話がつながりません」と伝えているので、電話が鳴ることはほとんどありません。本当に緊急での対応が必要なときはアシスタントから携帯メールに連絡を入れてもらいます。ただし、そこまでに至ったケースは今までほとんどありません。


会社を出たら仕事用ケータイは留守電モードに

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