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「忙しさ」を「子どもの自立」に役立てる

気持ちはしっかり受け止めつつ、「魚を与える」のではなく「釣りを教える」

 「家族と一緒の時間はできるだけ長いに越したことはない」と思う人が多いかもしれません。総論としては確かにその通りです。ただし必ずしも、「長ければ長いほど良い」というわけでもありません。親が適度に忙しいほうが、子育てや夫婦関係がうまくいく場合もあります。

1 限られた時間の中でこそ、家族と濃密に触れ合うセンスが磨かれる

 たとえ話をしてみましょう。付き合い始めたばかりのカノジョと、いきなり同棲して、四六時中一緒にいると、すぐにマンネリな関係になってしまうといいますよね。

 でも、たまにしかカノジョと会えない場合、限られた時間の中で、どうやってカノジョを喜ばせようか、会えない時間に必死に考えますよね。そしてその限られたひとときが、自分にとってもカノジョにとっても強烈なインパクトとなって、その余韻が、再びやってくる会えない時間のふたりの気持ちを繋ぐのではないかと思います。

 そんなことを繰り返すことで、お互いを思う気持ちが強まるのだと思います。限られた時間の中でも、相手に喜ばせるツボのようなものがわかってきます。「会えない時間が、愛、育てるのさ?」という歌も、昔ありましたよね(笑)。

 子どもやパートナーとの関係もそれと似たところがあります。家族との時間が長いことはいいことです。でも、その前に、「限られた時間だからこそ、最大限に楽しい時間にしよう」という意識が確立していなければなりません。

 「時間が足りない」という状況を経験すればこそ、家族との時間を濃密にする必要性に気付き、限られた時間を濃密にするセンスが研ぎ澄まされるのです

2 忙しいからこそ、子どもが自立しやすい育児になる

 限られた時間の中では、一から十まで手取り足取り子どもの相手をしている余裕がなくなります。だから忙しい親ほど、子どもにヒントや環境だけを与えて、「あとは自分で頑張って!」となります。

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