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日経DUAL

共働き世帯にとって、介護は近い将来に直面する課題

世田谷区主催イベント「ワーク・ライフ・バランス(WLB)な1週間」から見える、人々のリアル

 2回(「佐々木常夫 企業が長時間労働をやめられない理由」「佐々木常夫 仕事があったから、育児も介護もできた」)にわたって紹介した佐々木常夫さんの講演会は、世田谷区生活文化部が企画・主催した「ワーク・ライフ・バランスな1週間」という無料参加イベントの一部だった。

 これを企画運営し、統括担当したのは世田谷区の人権・男女共同参画担当課。係長の山本久美子さんは小6女児の母親で、まさにDUAL世代の一人だ。大貫浩康さんは結婚したばかりで「子どもはこれからですが、この事業を通じて予習をしています」というデュアラー予備軍だった。
 お二人に、企画に対して区民からの反響や、今年から取り組んだ「自分探し」「介護」といった新テーマについて話を聞いた。共働き世帯にとって「子育て」と並び、近い将来に直面することが考えられる「介護」も大きな問題のようだ。

Q. 「ワーク・ライフ・バランスな1週間」はいつから行っているのですか?

山本久美子さん(以下、敬称略) 2007年に始めたイベントで、今年で7年目です。

ワークライフバランスのイベントに、2日で2000人が参加

山本 中でも男女共同参画センター「らぷらす」主催のイベント「わくわくワークフェスタin世田谷」は好評で、2013年には2日間で2000人を超える方が参加してくれました。女性の起業家を招いての起業講座をはじめ、既に起業して活躍している58の事業者が出展し、ワークショップを通じて情報交換をしたり、自分たちのサービスをお客さんに品評してもらったりするものです。

 「パパ・ママバギーの日」という親子イベントも毎年好評です。「赤ちゃん手話」やリトミックダンスなど、子どももパパもママも家族みんなで楽しめるようになっています。

 その他、中小企業診断士による女性の起業促進のための個別相談会への参加は、年々申し込みが増えています。区としては起業を単に奨励するのではなく、事業継続の難しさや想定されるリスクなど、起業に必要な覚悟と準備を伝えるように心がけています。

Q. 今年初の試みはありましたか?

山本 「女性のためのお仕事支援講座~コラージュで描く私の未来~」というセミナーを開催しました。区が行っている個別キャリア相談では、子育てが一段落して再就職を考える女性に対応することがあるのですが、中には「自分がやりたいこと」を言語化することが難しい方もいらっしゃいます。

 今回はたくさんの雑誌を用意して、その中から自分が好きだと思うページや心地いいと感じる写真を切り抜いて一枚の紙にコラージュする作業を通じて、自分の志向を発見してもらいました。

連載バックナンバー

佐々木常夫の「仕事・育児・介護」両立術

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