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子育て社員がいる職場の不公平 上司の解決法

支援する人、される人を固定化しない工夫が必要

 男性上司の多くが、女性社員との接し方に悩んでいると言われる中、さらなる「悩みどころ」がワーママ、イクメンといった共働き世代の子育て社員。少ない労働時間、さらに子どもの行事や病気で突発的に休むことも多く、周りのサポートメンバーとの兼ね合いに悩む上司層は少なくない。現場の悩み、不満、不安をどう捉え、どう対処していけばいいのか、ワーク・ライフバランスの第一人者であり、自らもイクメンである渥美由喜氏が述べ1万3000人以上の女性向けキャリアカウンセリングを手掛けた藤井佐和子さんに聞いた。

周囲へのしわ寄せを気に病むワーママと、パタハラに悩むイクメン

藤井 ワーキングマザー(以下、ワーママ)は皆、周りの同性の目をとても意識しています。自分のせいで、みんなにしわ寄せがいくと悪いから、結果的に一人で抱え込んでしまう人が多い。

 産休前の上司は、仕事と子育ての両立に理解があったのに、復帰後の上司は理解がなく、居心地が悪いからパフォーマンスも挙げづらい…といった声もよく聞きますね。会議をわざと遅い時間に設定されてしまい、情報共有がないから孤立してしまう。このままでは今後のキャリアが不安だけれど、子どもを抱えて転職はできないから、ここにいるしかないと諦めている人も多いんです。


藤井佐和子さん キャリエーラ代表取締役。大手光学機器メーカー海外営業部勤務後、人材総合ビジネスのインテリジェンスにて女性の転職サポートを行う。その後独立し、キャリアコンサルタントとして女性のキャリアカウンセリング、企業のダイバーシティー、大学生のキャリアデザインをテーマとした研修や講演を幅広く行う。カウンセリング実績は女性を中心に1万3000人以上。『女性社員に支持されるできる上司の働き方』(WAVE出版)、最新刊『「あなたにはずっといてほしい」と会社で言われるために今すぐはじめる45のこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書多数

渥美 子どもはかわいいけれど、それを自慢していると思われたくないから、家庭のグチばかり言うようにしている、という人もいますよね。そして、若手女性社員に「ああはなりたくない」と絶望されるという(苦笑)。ダイバーシティの仕事をしていると、「シングル女性VSワーママ」という図式をすごく感じますね。

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