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子育て社員がいる職場の不公平 上司の解決法

支援する人、される人を固定化しない工夫が必要

藤井 大手企業中心に、バラエティーに富んだ子育て支援制度を整備していますが、一方で、シングル女性は声にこそ出さないけれど「私たちには何のメリットもない」と思っている。このままではますますひずみが生じてしまいます。

渥美 ワーママの気持ちが分かるイクメンが、その仲介役に立てばうまく場をいなせそうだけれど、多くの職場ではイクメンはまだ弱い立場だから、力を発揮できずにいます。

藤井 まだ歴史が浅いから、イクメンの方が職場の風当たりが強いですね。イクメン代表の渥美さんもご苦労されたのでは?

渥美  女性ならば出産、育児も仕方ないと思われますが、男が育休を取ったり、定時で帰ったりすると、裏切り者扱いされるんですよ。男性上司には「お前まで子育てか!」、女性上司には「男のくせに子育てに逃げるんじゃないわよ!」と罵倒される。「パタハラ(パタニティー・ハラスメント:男性の育児参加を妨げるような言動)」は根深いですよ。

藤井  今の女性上司は、女性が働きやすい環境がまだ整っていない中で、男以上に頑張り、戦って、今の地位を勝ち得た人が多いですから、男性以上に厳しかったりしますね。一方で、部下がワーママ、イクメンになり、どう対応していいか困惑する上司も多いようです。

上司は「支援する人」「される人」を固定化しない工夫を

藤井  ワーママは時短勤務であるうえ、子どもの病気などで突発的に休まねばならないことも多く、どうしても周りにしわ寄せがいきます。ワーママ本人は気苦労が絶えないし、サポートする側は業務量が増えてヘトヘト。子育てと仕事の両立に悩むワーママと、サポートに不公平感を持つメンバーの板挟みになり、困り果てている…という管理職の声は、よく耳にしますね。

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