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子どもの「折れにくい心」を育てるマジックワード

1日3秒!ひと言でも子どもは伸ばせる(2)

「さっきは怒りすぎた。ごめん」

 怒鳴ったり叩いたりしても子どもは育たない。そんなことは頭ではわかっていても、つい感情が先走り、抑制がきかなくなってしまうことは誰でも経験があると思います。

 そんなときは子どもの寝顔を見ながら反省するだけでなく、実際に謝ってみましょう。

 「さっき、キミのしたことは悪いことだ。でも、パパは怒りすぎた。あんなに怒らなくても、キミは自分のしたことが悪いことだということはわかっていたはずだよね。ごめん」

 なにより、傷つけてしまった子どもの心を少しでも癒すことができますし、「パパでも間違うことはあるんだ。でも、パパだって、間違ったときは相手が子どもでも、ちゃんと謝るんだ」ということを学びます。

 そういう経験をすることで、子ども自身も、自分が間違ったことをしたときには、たとえ相手が自分よりも小さな子であっても頭を下げることができる子になります。

 「父親が子どもに頭を下げたりしたら、父親の威厳にかかわる」と考える人もいるかもしれませんが、心配は無用です。

 威厳は威張って身につけるものではありません。正しいことをやり通す、勇気ある、高潔な人格にこそ、ひとは威厳を感じるものです。間違ったときには素直にそれを認めるのが、勇気ある人の姿です。そういう姿にこそ、子どもは威厳を感じてくれます。これは小学校で教員をしていたときの経験からもいえることです。

 次回は、「感謝する気持ちを刺激して、『しあわせ力』を磨く」ためのワンフレーズを紹介します。

おおた としまさ

おおた としまさ

育児・教育ジャーナリスト。「子どもが“パパ〜!”っていつでも抱きついてくれる期間なんてほんの数年。今、子どもと一緒にいられなかったら一生後悔する」と株式会社リクルートを脱サラ。男性の育児・教育、子育て夫婦のパートナーシップ、無駄に叱らないしつけ方、中学受験をいい経験にする方法などについて、執筆・講演を行う。心理カウンセラーの資格、中学・高校の教員免許、小学校教員の経験もある。著書は『パパのトリセツ』、『忙しいビジネスマンのための3分間育児』、『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』、『中学受験という選択』など。著作一覧はこちら
【運営サイト】パパの悩み相談横丁

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