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保育園や学校でのケガに「子ども版労災」が頼りに

「災害共済給付制度」を利用すれば、プラスでお金が戻ってくる

 貴子さんが仕事を終えて保育園に迎えに行くと、ユイちゃんが泣き叫んでいます。びっくりして貴子さんが駆け寄り、話を聞くと、どうやら転んだときに手首をひねったようです。

 貴子さんは、今のところ腫れもないし大丈夫だろうと思い、いつも通りユイちゃんを自転車の後ろに乗せて帰りましたが、しばらくして帰ってきた夫の宏さんは、「パパ、ユイちゃんね、今日ね、痛かったんだよ」と話すユイちゃんの手首を見て不安に。「念のため病院に行った方がいいんじゃないか?」と、病院に連れて行くことにしました。

 検査の結果、異常なしとの診断で貴子さんも宏さんもひと安心。ただ、「ユイはおてんばだからなぁ。保育園でこんな調子じゃ、小学校に入ってケガが増えたら、連れて行くのも大変だし、お金もかかるよなぁ」と夫婦で心配になってきました。

子ども版労災の「災害共済給付」って知っていますか?

 子どもが保育園や学校に通い、活動が活発になって行動範囲が広がると、ケガが気になるのが親心です。学校や部活のケガが心配……と子どものために多額の民間の保険に加入するパパ&ママもいらっしゃいますが、安心してください。多くの園や学校では、「災害共済給付制度」という、子ども版の〝労災″のような制度があるんです。

 園や学校でケガをした場合に「災害共済給付制度」を使うと、かかった医療費が戻ってきます。掛け金も年間500円前後とかなり割安ですし、さらに、自治体によっては、保護者負担がゼロのところだってあるんです。

 これから入園や進級時の手続きをする際、「加入のお知らせ」あるいは「同意書の提出」などによって保護者に案内があります。園や学校単位で加入する制度なので、加入しているけれどよくわかっていなかった人や個人で子ども向けの共済や医療保険に多額に加入している人は、比較検討し、見直してみてもいいでしょう。

 この「災害共済給付」について、2回に分けて解説していきます。

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