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小4までに3000回「なるほど!」と言えるか

キッチンは子どものスーパー実験室

 こんにちは、プロ家庭教師の西村則康です。前回の「高層マンションに住む子は才能が開花しづらい」は、普段の生活や遊びのなかで知識や感覚を得ること(体験学習)が、将来その子がどんどん伸びていく要素につながっていく、というお話しをしました。今回のテーマである「3000回の“なるほど!”」も、それに大きく関係する話です。

感動が、チャレンジできる子を育む

 「頭のいい子」に育てるためには、小学4年生までにどれだけ“感動”を積み重ねられるかが大切です。問題を解いている時でも、

 「あ、そうなのか」

 「なるほど~!」

などと、ひとり言を言いながら勉強している子というのは必ず伸びます。

 たとえば、算数の問題がわからないとします。その時、親が一方的に教えたり説明したりするのではなく、子ども自身がなるべく考えるように仕向けるのです。

 「この問題では何を聞かれているのかな?」

 それで子どもが答えたら、

 「なるほど。いいところに気がついたね」

 と、もし答えが間違っていたとしても、とりあえず認めてあげましょう。正解が出たか出なかったかという結果だけではなく、思考の過程が正しければそれを認めて、ほめてあげるのです。

「分かる」と「納得」の違い

 さらに、そうやって会話を続けながら、子どもに「自分で解いた」という思いを抱かせることが大事です。

 そうすると、「なるほど!」「そうなのか!」という納得感やうれしい感情とともに、大切な知識が脳に刻まれていきます。

 そういった「なるほど」という感覚は、単に「分かる」こととは違います。

次ページ モノを組み立てることで得られる感覚

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