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子育て・教育

向き・不向き、続かない…習い事の2大悩みを解決

大切なのは「楽しいからやる」こと。短期間で転々とするのは「青い鳥探し」

【CASE2】一生ものになるお稽古事が見つからない(Bくん・8歳の男子のママより)

 「とにかくこれが好き!」と大人になっても続けられるものを、何か一つ見つけてあげたいのに、まだ見つかりません。これまでいろいろなお稽古事をさせてきて、本人はどれも楽しそうで、生き生きしていたけれど、お稽古事そのものが好きというよりも、友達と会うのが楽しいといった雰囲気。大人になっても続けたいほど好きなこととは到底思えず、「させている意味がないな」と思っては、1 年ほどでやめさせてきました。

【回答】 お稽古事は「楽しいこと」が何より大事。続けるうちに「好き」にもなる

  子どもにとっては、お稽古事と遊びの間に境界はありません。「友達と会うのが楽しいから通いたい」「先生が面白いから行く」といった気持ちが子どもにあり、嫌がらずに通っているなら、全く問題はないと思いますよ。

 お稽古事は、「楽しいからやっている」と思えることが大前提。

 楽しい→続ける→面白くなる→好きになって頑張るというサイクルがだんだんと回っていくことに、お稽古事の醍醐味があるからです。

 習っているお稽古事に、子どもの「好き」とか「面白い」という気持ちが芽生えるには、ある程度の期間が必要です。やり続ける過程で、楽しみや喜びが見つかっていくものだし、「もっとうまくなりたい」という思いや一生懸命になる力も育っていくのです。

 1年でやめてきたとのことですが、その程度の期間では、お稽古事の本当の楽しさや面白さを味わうことのないまま、すべて入り口の段階で終わってしまった可能性が高い。

 いろいろなお稽古事をさせれば、「これ!」というものが見つかるんじゃないかと考えることは、青い鳥探しをしているようなもの。わずか8歳で「たった一つの大好きなもの」なんて、見つかるのかな?

この人に聞きました

小﨑恭弘さん
 神戸常盤大学短期大学部准教授。兵庫県西宮市立の公立保育所男性保育士第1号として12年の勤務を経て、現職。男性の育児、教育問題などが専門。著書に『男性保育士物語』(ミネルヴァ書房)など。

(取材・文/ライター 広田遙、構成/日経キッズプラス)

[日経キッズプラス2009年3月号の記事を基に再構成]

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