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医療費控除で次年度の保育料が安くなる!

ドラッグストアの薬代や通院交通費も対象になり、年間数万円の節約ができるチャンス

 真美さんは、今年の春から1歳の子どもを認可保育園に預けて職場復帰する予定です。

 妊娠中は仕事がハードだったこともあり、念のために…と定期妊婦健診以外にも、自費でできる限りの検診を受診していました。また、出産の年に夫がインプラントの歯の治療を受けたこともあり、1年間の家族の医療費の領収書を合計すると35万円に

 1年間の家族の医療費が10万円を超えると、医療費控除が使えると聞いたことがあった真美さんは、「確定申告したほうがいいんだろうな~。でも、医療費控除ってそんなにお金が戻ってこないって聞くし。復帰して忙しくなったから、確定申告するのも面倒くさいなぁ」と悩んだ末に、ついに決断!

 「え~い、捨てちゃえっ!」

 家の中から医療費のレシートをごっそり破棄。「やらなきゃ」と思っていたこともなくなって、心もスッキリです。しかし数日後、大ショックを受けることになります。

 ファイナンシャルプランナーの前野さんに、「もったいない! 医療費控除をやっていれば、真美さん一家なら税金で5万円、保育料で2万2800円、年間合計7万2800円も節約するチャンスだったのに!」と言われたのです。

医療費控除は税金が返ってくる「だけ」と思っていませんか?

 家族の医療費の合計額が年間10万円を超えた場合に、確定申告を行うと、所得税が戻ってくるという「医療費控除」があります。

 医療費控除で所得税が戻ってくるということは有名ですが、実は、医療費控除は住民税にも影響しているので、所得税の確定申告を行うことによって、住民税も安くなるんです。

 さらに、公立保育園の保育料は所得税によって決まりますが、医療費控除を行った後の所得税額によって決まる市区町村がほとんどです。

 つまり、医療費控除の確定申告をすることによって、所得税も安くなるし、住民税も安くなるし、場合によっては、保育料も安くなるのです!こんな力を持っているのが医療費控除。「面倒くさいからもういいいや」と思うそのひと手間が、数万円の差を生むこともあります。医療費控除を侮るなかれ!ですよ。

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