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ママ5人の起業秘話、キーワードは「子どもと一緒」

外国人と日本人ママがノウハウをシェア

「好き」と「ビジネス」を直結させる

 オシャレニンプ代表の田中麻理子さんは、働くママのための輸入マタニティーファッションのオンラインショップを運営中。

 前職は大手広告代理店の広報部。職業柄、ファッションエディターやスタイリストと接する機会が多く、オシャレにも手が抜けなかったそうです。そして妊娠後、「キャリア用のマタニティードレスが日本には少ない」ことに気づくことになります。

 そこで海外ですてきなマタニティードレスを探して日本で販売するビジネスを考案。実はそれまではワーカホリックと言ってもいいくらいの会社人間だった田中さん。産休という“人生のバケーション”で初めて「自分だけの自由時間」の心地よさを知りました。「買い物依存症」と自称するほどの元々のショッピング好きも相まって「すべてを自分で決断できる」起業家という働き方にシフトすることを決意。「オシャレニンプ.com」開設に至りました。

 黄野いづみさんは、キアノ・インターナショナルの代表です。乳児用玩具や雑貨を世界各国から輸入して販売するビジネスを展開。ママを対象にしたソーシャルメディア「ママそら」の企画にも携わっています。

 最初から「独占契約ができる海外ブランドを探す」という明確なビジョンを持ち、株式会社を設立。事前にセミナーにも通って、周到に準備をしたそうです。商品買い付けの選択基準は「自分の子どもにも安心して買い与えられるおもちゃ」とあくまでもママ目線を大事に。現在、ザ・コンランショップや阪急うめだ本店などとも取引を進めています。

 blossom39代表の谷田さくらさんは、海外のベビーグッズを輸入販売する通販サイトと、東京と横浜に4つのリアル店舗を運営するショップのオーナーです。2人目の子どもを妊娠していたとき、「息子がベビーカーを嫌がって乗ってくれなくなったこと」がビジネスの始まり。

 「駄々をこねるわが子を抱っこするために購入した市販のスリングや抱っこ布が、とても使いにくかったのです」。そのとき、旅行先のハワイで見たかわいくてラクそうな抱っこ布を思い出し、自分や友人にとって使い心地のいい商品を探して買い付けを始めました。小さな通販サイトから始まったビジネスですが、初年度以来黒字を維持し、5年目にして人気店舗に成長させています。とはいえ、「今だから笑える失敗も数多」だそうです。

「あったらいいな」を探し始めたことが起業のきっかけ

 自己紹介やビジネスを始めたきっかけを話した後は、司会進行役のケイトさんが“Why did you start your business?”という質問を核に議論を深めていきます。黄野さん、田中さん、谷田さんに共通していたことは「自分が本当に心地いいと思える商品やサービスが世の中に存在していなかった」ということ。そこで自分軸で「あったらいいな」を探し始めたことでした。

 ファリエさんとボイランさんは「子どもが背景にあるビジネスを願った」こと。しかも両者とも分かち難く、互いにリンクしています。

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