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復職して分かった 「悩みを打ち明ける人がいない」

(下) 会社や保育園以外の場で、ワーママと話すことで、自分を客観視するチャンスが生まれる

共働き夫婦にとって「長く働き続けるための快適な仕事&生活環境作り」はとても大切。今回、2回に分けてクローズアップするのは「仲間作り」。1)会社、2)会社や保育園以外の場所、3)子どもの通う保育園、という3つの場における、働くママ&パパのコミュニティー構築方法を考えていきます。第1回(記事「パパが発信『社内子育て同好会』が両立エンジン」)に続く第2回では、会社や保育園以外の場所でつながりを作る方法と、子どもの通う保育園を起点としたコミュニティーに参加する方法を紹介します。

もやもやした悩みを一人ぼっちで解決したつもりになっている


NPO法人マドレボニータの高橋葉子さん

 「いざ職場復帰してから、仕事や自分の悩みを話せる人がいないことに気付いたと言う人は多いです」と指摘するのは、NPO法人マドレボニータの高橋葉子さん。産後セルフケアインストラクターとして活躍する一方、自身の育児で地元のネットワークに支えられてきた経験をきっかけに、約10年前から地元で親子の広場などを定期的に開催しています。

 また、「母となってはたらく」をテーマに、参加者同士で語り合うワークショップ「NECワーキングマザーサロン」では現在、プロジェクトリーダーを務めています。

 「育児と仕事を両立しようとしている母親の中には、もやもやとした悩みを一人で考え込んでいて、なかなか解決に至らない人が少なくありません。悩みや不安を解消するために情報を集めたり、不安な気持ちに蓋をして『きっと何とかなる』と自分に思い込ませたりしてしまう……。不安を解消するために一番大事なのは、『そもそも自分はどうありたいのか?』という問いに向き合うことなのですが、忙しさの余り、なかなかそれができないのです」(高橋さん)

 NECワーキングマザーサロンへの参加者は、育休中の女性だけではなく、復帰して働いている女性も多いようです。

 「サロン終了後、『仕事や育児で不安に思ったり、悩んだりしているのは自分だけじゃないことが分かった』という声がよく聞かれます。サロンをスタートさせた2009年から、これはずっと変わりません。いかに多くの女性が、母となって働くことに対して不安や悩みを抱え込んでいるかが分かります」(高橋さん)

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