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「頑張ればなんとかなる」文系の親が陥る思い込み

「記憶の容量」は小6までで一杯に それでも合格できる学校もあるけれど…

 こんにちは、家庭教師の西村則康です。今回は、「親御さんの勘違いが、子どもの伸びに待ったをかけてしまうことがある」ということについてお話ししたいと思います。

 まず質問です。

 お子さんを、こういう言葉で励ましたことはありませんか?

「お母さんはこのやり方で合格したんだから、あなたもがんばれば絶対にできるわよ!」

 ドキッとした方、結構いらっしゃったのではないでしょうか。

 お母さん方のなかには、自分の成功体験を子どもに押しつける人がいます。その成功体験とは、

「お母さんは大学入試の時に、とにかく暗記をがんばった。日本史と英語を1日5時間ずつ暗記したのよ。それで、絶対無理だと思っていた大学に受かったの。今のお母さんがあるのはそのおかげよ」

 というものです。

 これは、特に文系の人に多い傾向です。大学に進学する方のうち8割は文系ですから、世の中にはこういった親の比率がかなり高いことが予想されます。

 そういう母親は、「勉強=がんばって覚えること」だと思いがちなのです。だから、

「繰り返しやりなさい」

「わからなかったら、何度も何度も解きなさい」

 と、子どもに、自分がかつて受験で経験した(そして成功した)やり方を押しつけようとします。

 実は、そういう勉強法でも小学4年生頃までは成績が上がります。

ただ、それがいつまで続くかは、その子自身の記憶の容量によって違いがあります。

「記憶の器」は小6まででほぼ満杯になる

 小学4年生でもう「記憶の器」が満杯になってしまう子どももいれば、小学5年生あたりで限界に達する子もいます。そして、6年生ではほぼ全員の子どもの「記憶の器」が満杯になります。

次ページ 脳の容量を補う「つながりの理解」

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