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どうする塾選び 繰り返し学習の日能研、予習の四谷大塚

おおたとしまさ 人気中学受験塾の特徴と使いこなしのコツ(3)

 塾はどのように選び、使いこなせばいいのだろうか。「進学塾という選択」 (日経プレミアシリーズ)、「間違いだらけの中学受験」 (ベスト新書)の著書で教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏に首都圏の大手受験塾の特徴を聞いた。前回のサピックスに続き、今回は日能研と四谷大塚を取り上げる。

【日能研】 何度も同じ範囲をくり返すスパイラル方式のカリキュラム

 中学受験の延べ合格者数がいちばん多いのが日能研。全国に144教室を展開し、生徒総数は4万人を超えるともいわれている。中学受験を「大衆化」した塾として有名だ。現在、会社組織としては5つの株式会社から成り立っている。日能研(本部)、日能研関東、日能研関西、日能研九州、日能研東海である。

 日能研関東の会長小嶋勇氏は私学にも影響力が強く、現在は珍しいことではなくなった午後入試の制度も、もともとは小嶋氏のアイディアであったといわれている。

 日能研では小3~6の学びを5つのステージに分けている。3年生はステージⅠ、4年生の中盤までがステージⅡ、5年生の中盤までがステージⅢ、6年生前期までがステージⅣ、6年生後期が合格力を「鍛える」ステージⅤだ。各ステージを通して、少しずつレベルを変え、何度も同じ範囲の単元をくり返すスパイラル方式がカリキュラムのコンセプトだ。

週テスト「カリテ」の成績で頻繁に席順が変わる

 ステージⅤになると、通常の授業とは別に、日曜日に、「日能研入試問題研究特別講座」通称「日特」が開催される。「難関校日特」「上位校日特」など、レベル別の講座が用意されている。

 週末には「カリテ」と呼ばれる週テストを受験する。その週テストで自分の弱点や抜けを発見し埋めていく。カリテの成績によって頻繁に席順が変わるのも日能研の特徴だ。

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