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“男社会の最後の牙城”テレビ現場にもいい兆し

売れっ子放送作家のたむらようこさんが語る「ワーキングマザーの未来は明るい!」と確信した出来事

「おっは~!」で全国に一大ブームを巻き起こした慎吾ママが登場する「サタ☆スマ」(フジテレビ)、中井貴一さんがナレーションする「サラメシ」、「祝女」(ともにNHK)など数々の人気テレビ番組を制作してきた放送作家のたむらようこさん。たむらさんは「等身大の女性を描く」ことに定評があります。
2001年には「母性のチカラでヨノナカをやさしく変えていきたい」をキャッチフレーズに、子ども連れで出勤できる制作会社ベイビー*プラネットを設立。ワーママにとって働きやすい職場を開拓してきた、1児の母の顔も持っています。
いまだ「男社会の最後の牙城」と揶揄されることのあるテレビ業界にあって、女性として、母としてどんなことを感じ、悩みながら今日まで働いてきたか。2014年初春、「日経ウーマノミクス・プロジェクト」新渡戸文化学園(東京都中野区)を会場に開催した「キャリアマザーフォーラム」(協賛:アルビオン、東京ソワール)にご登壇いただき、今、感じていること、そしてワーママを取り巻く「これから」について、たむらさんの発言を以下にまとめます。

テレビで描かれる女性像は男性による「美化」または「誤解」

 仕事と育児・家事の両立で奮闘している皆さんに、今日は1つ質問があります。

「テレビの中の女性の描かれ方に、違和感を覚えたこと」ってありませんか?

 例えば、海外番組の吹き替えの語尾。母も妻もシングルも、女達は一様に「~だわ」「~したいわ」「~そう思うわ」と、「ワーワーワーワー」しゃべっていますよね(笑)。
 今日日、語尾に「わ」を付けて話す女性が身近にいるか?……ほとんどいませんよね。 

 実はこれ、多くのテレビ番組の制作者がこれまでほぼ男性だったことに関係があるみたいなんです。作り手である男性達の「女性にはこうあってほしい」という「美化」や美しい「誤解」が生み出した、画一的な女性像。そうかと思えば、女といえばドロドロの心模様一色に染められた世界観が描かれることもあります。

 私自身、そうした「テレビの中の女性像」に対して嫌だなと感じたり、それが原因で苦しんだりしたことは少なからずあります。
 かつてほどではないと言われますが、テレビはいまだに多大な影響力を持つメディアであることは間違いありません。こうした女性の描かれ方を不愉快に思う視聴者はきっといるはず。そんな、まだまだ男性の方が多い業界の中で、オンエア直前、女性の描かれ方をチェックして是正するのも仕事の1つなんです。

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2014年春、日経「キャリアマザー・フォーラム」リポート!

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