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小島慶子 我が子には世界と寛大に出会って欲しい

子育て・教育

小島慶子 我が子には世界と寛大に出会って欲しい

「普通」でないと不安だとか、逸脱しない範囲で個性的であれなんて、そんな縛りを解除してあげたい

 よーし、オーストラリアに引っ越しちゃおうか!と思いついたものの、にわかに話が現実的になってくると怖じ気づいた私。(前回「小島慶子 子どもはぼうっとしながら育ち学ぶもの」参照

 まだ小学生の息子たちが新しい環境に飛び込むのに、母親が月の半分は仕事で東京にいるなんて大丈夫だろうか? 夫はろくに英語もできないのに、ほんとに外国で子育てなんかできるのだろうか? 私はこの年で月に半分は一人暮らしなんて、寂しくてやっていけないんじゃないだろうか?

「できない理由ばかり思いつく無能なひと」にはなりたくないよ

 何かをやるときに、できない理由ばかり思いつくのは無能な証拠、と聞いたことがあるのですが、まさに私はその状態で、心配し始めたらきりがない。ところが、夫は実に楽しそうに淡々と、渡豪の準備をしているのでした。

 結局は、子どもたちもその気になり、夫がやる気でいるのを頼みに、えいやっと引っ越してしまいました。不安は人生につきものだし、今ならやってできないことはないと思うなら、やるべきだと思ったからです。それにやっぱり、面白そうだったから。

 ところでこの原稿は今、パースの自宅で書いているのですが、「ママはなんでオーストラリアに引っ越そうと思ったの?」とさっき次男に聞かれました。

「なんでって、パパがお仕事辞めたから、できることはないかなって考えたらせっかくなら外国に住むなんてどうかと思いついたのと、英語も覚えて欲しいし、何より自然がいっぱいで住んだら楽しいんじゃないかと思って。君はなんで行こうと思ったの?」

次ページ “内輪”の理屈にうまく順応することな...

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小島慶子のDUALな本音

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