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「役員室に移りたい」声に出して叶えた女性弁護士

バーバラ・ジャッジさんインタビュー(後編)10%できそうならやる男性、110%自信がないと手を挙げない女性

米国出身の弁護士で史上最年少、女性初の証券取引委員会委員、現在は英国原子力公社名誉会長を務める、バーバラ・ジャッジさん。極めて成功したビジネスパーソンであると同時に、成人した息子の母親でもあります。前回記事「女性活用には、まず家庭内のガラスの天井を破れ」に引き続き、働く母親やキャリアを目指す女性、彼女達を応援する男性に伝えたいことを、ジャーナリスト・治部れんげさんが聞きました。

「この部屋は寒いのよね。役員室に移りたいわ」


日本の原子力改革監視委員会・副委員長を務めるバーバラ・ジャッジさん

治部 30代で弁護士事務所のパートナーになった際は、上司が強く後押ししてくれたそうですね。ご自身で工夫したことはありますか?

ジャッジさん(以下、敬称略) ええ。弁護士として働いて4~5年経ったある日のこと、オフィス内で引っ越しがありました。私も荷物をまとめて引っ越し準備をしていたときに、冗談めかして、ちょっとした発言をしたんです。「今の私の部屋は寒いのよね。健康のためにも、パートナーの部屋に移りたいわ」って(※編集部注:パートナーとは、企業で言えば役員レベル。つまり役員室のこと)。

 ほんの冗談のつもりだったのですが、この発言が事務所中に広まって「バーバラはパートナーになろうとしている」と噂になりました。その後、前にお話ししたように上司のフランクの強い推薦もあって私はパートナーに昇格したんです。

 ですから、望むポジションに就きたい女性には、とにもかくにも「希望を声に出して言うこと」を強くお勧めします。一生懸命に働いているだけでは、ダメなんです。

次ページ どんな縁が自分を引き上げてくれるかな...

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