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八塩圭子 夫に「罪悪感」という言葉を教えた息子

子育て・教育

八塩圭子 夫に「罪悪感」という言葉を教えた息子

息子が保育園に通い始め、親も子も“成長”を遂げております

車で10分のプレスクール型保育園に、虎を預けることにした


路上のダッシュ阻止のため、リード付きリュックを愛用

 仕事復帰に伴い、息子を預け始めた。と言っても、毎日ではなく週に2回程度、月に換算すると60~70時間といった感じだ。

 預け先は、プレスクールと一体型の保育園で、認可ではない。自宅から車で10分ほどの距離にある。情報通の先輩ママに教えていただき、ビジターで何度か保育を体験してみた結果、息子、親ともにとても感触がよかったので、あまり悩まずに決めた。

 現実には悩まないというより「悩めない・悩めるほどの選択肢がない」という表現のほうがふさわしいかもしれない。

 家からなるべく近くて、フルタイムではなく(もとより、フルタイムの保育園には入れてもらえない)、月何時間という月極で預かってくれる保育園というのは、他に見当たらなかった。

 それでも、感触のよい保育園に一発で入れたのは、超が付くほどラッキーなのだと思う。周囲のお母さん方と2月の時点で話した時には、「認可を探していたけれど、100人待ちだった」という人もいれば、「うちは400人待ちだった」という人もいた。

 100人待ち?

 400人待ち?

 あまりにも途方もない数字で、国や自治体が掲げる「待機児童解消」という言葉が空虚に感じられてならない。当のお母さんたちは、もう落胆も怒りも通り越していて、あきらめしか感じていない様子だった。「だったらもういいや……」と、仕事を辞める方向に傾くのも仕方ない。

 これが、現実なんだ。切ないなぁ。他人事とは思えない。私がもし、フリーにならずにここまで来ていたら、同じ悩みに直面していたのは確実だからだ。

 会社に復帰するということは、月曜から金曜まで子どもを預けなければならないことを意味する。保育園を見つけることができなければ、育休を延長するか、それができない会社なら辞めるしかない。それが今の日本なんだ。

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