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女性社員支援に「マカロン」導入、妊活休暇も

サイバーエージェント(3) 社員が自然体で「仕事」「子育て」の両方を手に入れられる環境を整備

1998年に、現社長の藤田晋さんが設立したIT企業、サイバーエージェント。「サイバーエージェント 斬新人事で『挑戦と安心』」では、取締役人事本部長・曽山哲人さんに同社の人事方針を聞きました。「ママだって会社から求められる人材になりたい」では、人事部・シニアマネジャーのママ社員・松林美佳さんから聞いた、ママ社員の本音を紹介。今回は同社が5月に導入した新制度「macalon(マカロン)パッケージ」についてです。女性社員が長く働き続けられる職場環境を向上させるための制度について、「マカロン」を企画し、名付け親にもなった人事本部・労務チームの田村有樹子さんに聞きました。

藤田晋社長自ら「妊活」の必要性を提案


インタビューに答える田村有樹子さん。4歳男児の双子のママでもある

 現在、サイバーエージェントの女性社員は全体の32%。女性社員が仕事と育児を無理なく両立できる環境を整えるため、今年2月の経営会議(あした会議)で、藤田晋社長が「妊活」の支援の必要性を提案した。

 それまでも、女性支援制度については議論はあった。「職場では言い出せなくても、妊活の必要性を感じている女性社員は多いのではないかという点が、会議で改めて指摘されました」(人事本部・労務チーム、田村有樹子さん)。

 不妊に対する社会的な認知・理解は広がっているものの、不妊治療のために会社を休むのは心理的なハードルが高い。藤田社長は女子プロゴルファーの東尾理子さんから、「女性の妊活は、精神的にも体力的にも大きなケアが必要」とアドバイスを受けたこともあり、妊活を会社が支援することを決めた。

 方針が確定してからわずか3カ月で、妊活のための休暇や専門医によるカウンセリングといった内容を決め、5月の本格導入に至った。

 「マカロン」という名前には、「ママ(mama)が、サイバーエージェント(CA)で、長く(long)働けるように」という願いがこめられている。女性社員を支援する制度の総称として「マカロン・パッケージ」とし、これまでにも用意されていた生理休暇や産休・育休なども改めてこのパッケージ内にまとめた。

【「マカロン」に新しく導入された内容】

1) 上司や周囲に利用用途が分からないように配慮された、女性社員が取得する有休はすべて「エフ(Female)休」と呼ぶ
2) 不妊治療の通院などに活用でき、当日取得も可能な月1回の休暇「妊活休暇」
3) 月1回(30分)、専門医、保健師の個別カウンセリングが受けられる「妊活コンシェル」
4) 子どもの急な発病や通院・看護時に当日取得が可能な「キッズ在宅」
5) 学校行事や誕生日などの記念日に、半休を年2回取得できる「キッズデイ休暇」
※ 生理休暇や産休・育休などはこれまでもあったが、改めて「マカロン」パッケージ内に含めた。

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