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アトピー性皮膚炎 ステロイドを正しく使って完治

皮膚がツルツルになっても、皮膚下にはまだ炎症が。赤みが治まってからが治療のスタート

 軽症なものを含めるとアトピー性皮膚炎の患者は10人に1人と言われています。薬物治療、スキンケア、悪化因子の除去など、じっくり取り組む必要があり、完治するまでに時間がかかることから、科学的根拠のない民間療法に頼った経験がある人も多いのではないでしょうか。いたずらにステロイド外用薬の副作用を恐れて、せっかくの治癒の機会を逃している人も多いそうです。

 国立成育医療研究センター・アレルギー科の大矢幸弘医師に、ステロイド外用薬の正しい使い方、DUAL世帯でできるスキンケアのコツについて伺いました。

Q.アトピー性皮膚炎とはどんな病気ですか?

A.かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり、悪くなったりを繰り返す病気です

 「増悪・寛解を繰り返す、そう痒(かゆみ)のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。アトピー素因とは、①本人や家族にアレルギー既往歴がある、②血液検査や皮膚テストでIgE抗体を産生しやすい素因、を指します。

 症状が6カ月以上(乳児は2カ月以上)継続していて、かゆみや赤み、皮膚が厚くなる、皮膚に亀裂が生じるなどの症状が特徴です。症状が出やすいのは、首、肘、膝、顔、お尻の下、手足、足首、手首、耳の下。一日中寝ている乳児は足の外側が多いです。

 軽い赤みや乾燥などの軽症から、強い炎症の皮疹が体の面積の30%以上にあり、入院を必要とする最重症まで重症度のレベルは分かれます。その重症度に応じた治療を行っていきます。

【低蛋白血症を伴う重症アトピー性皮膚炎】
アトピー性皮膚炎が重症であるために、ひどくただれた湿疹から体液がしみ出してしまうことで血液の中のタンパク質が減ってしまう低蛋白血症という状態になることがあります。放置すると生命に危険を及ぼすこともあり緊急の治療が必要です。

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