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名門中高一貫校から短期留学で世界を見せる

うちの子、グローバル人材ですから!(3) 地元の公立小から名門私立中高一貫校へ

日本の教育に縛られず、子どもにグローバルな世界にも通用する教育を受けさせようと考える共働き家庭が増えている。どのような理由でわが子を“グローバル人材”にしたいのか、どんな進路を考えているのか、そして気になる費用は? 題して「うちの子、グローバル人材ですから!」特集。「公立小学校を避けたのは『ひらめき型の息子』のため」「小4の息子をスタンフォード大に入れる道も検討中」に続く第3回。今回は地元の公立小学校から“まぐれ”で私立の名門中高一貫校に一人息子を合格させた、会社経営の根本和夫さんが息子の体験を通して知った“グローバルスペックな高校生”の話。私立名門校のリッチな海外留学経験とはどんなものなのか? 到底真似できない世界ではあるが、怖いもの見たさで覗いてみた。

息子を都内の名門私立校に通わせる根本和夫さん(会社経営)の場合

根本和夫さん(仮名)46歳 会社経営

大学在学時にイベントサークルを立ち上げ、学生ながらかなりの年収を稼ぐように。現在は経営コンサル、市場リサーチなどを手掛け、年収億単位の経営者。リスク回避のため海外にも資産を分散させ、今は英語、フランス語を学習中。妻は美容関係。16歳の一人息子は有名私立高校に通う。息子は英国や米国の全寮制男子校への短期留学経験があり、富裕層の子ども達との親交を深めている。目下の目標は、息子を「とりあえず」日本の大学に入れること。

 根本和夫さんはバブル期の1980年代末、現役大学生だった。「友達と一緒に大きなイベントサークルを立ち上げました。広告代理店からの支援を受けて、学生の意見をまとめて新製品提案につなげるなどの企画仕事を手掛けるようになって。好景気でしたし、女子大生ブームもあった。最盛期で100人くらいの学生を動員していました。結局は自分達でネーミングまで手掛けたビジネスコンセプトが他社にマネされて、商売として成功したとは言えないんだけどね」と懐かしそうに語る。

 若くして結婚した妻とは離別し、その後に結婚した美容関係の仕事を持つ妻との間に16歳の息子がいる。

 「小学校は地元の公立に通っていた普通の子でしたよ。うちは中学受験なんかもともと興味がなかったし。でも本人が友達から聞いたのか、急に『中学受験したい』と言い出して……。4年生から焦って塾に通わせて、私立の名門中高一貫校にたまたま受かったときは本当にびっくりしました。そこからですね。僕自身も、海外に目を向けるようになったのは」(根本さん、以下同)

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