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産休・育休中こそ「やりたいことリスト」を活用すべし

戻れる場所を保障されて長期休めるというめったにない機会。仕事にも人生にもプラスになる過ごし方を

転職エージェントのカリスマ、森本千賀子さんは2回の産育休を取得し、仕事に復帰した経験があります。今回は、森本さんが産育休中にどう過ごしていたか、中でも「これをやっておいて良かった」と思うことを伺います。

仕事中にはできない「やりたいこと」をリスト化

 社会人になってから転職することもなく、ずっと会社に勤務してきた方にとって産育休は、これだけ長い休暇を取れるのはめったにないという機会ですよね。しかも「会社を辞めて転職活動中」といった状況とは異なり、「帰る場所がある」という安心感もあります。この機会に、やりたいことを思いきりやらない手はありません!

 私の場合、第1子の出産当時は33歳。社会人になって約10年目での、初の長期休暇となりました。そこでまずは「やりたいことリスト」を作成。片っ端から実行に移していきました。

・【産前の休暇中は「子どもができると行きづらい場所」で感性を磨く】

 出産予定日のギリギリ直前まで出社する方もいらっしゃいますが、私の場合、11月22日の出産予定日に向け10月頭から産前休暇に入りました。子どもが生まれると身一つで自由に行動しづらくなると考え、その前にしておきたいことをしておこうと思ったのです。

 例えば、「ちょっと高級なレストランで食事をする」「おしゃれなカフェでゆっくり本を読む」「美術館で芸術作品を鑑賞する」「映画館で映画を観る」といったプチぜいたくは、私にとっては仕事中ではなかなか実現できないことでした。また、産後に、いつ泣くかも分からない小さな子どもを連れていくのはちょっと難しいと感じました。

 それまでも、グレードの高いレストランやカフェを利用する機会はもちろんありましたが、多くの場合はビジネスの相手や友人との食事会なので、いつもついついお喋りに夢中になっていました。だからこの機会に、一人、ゆったりとした気分で、お店の空間や料理、接客サービスなどをじっくりと堪能しようと思ったのです。プチぜいたくな時間を楽しむと同時に、感性を磨くことにもつながりました。

・【「ママになる準備」をする】

 「母親になる自覚を高めよう!」ということで、育児の勉強もしました。理論からきっちり学んでおきたいと思い、色々なテーマの育児書を読みました。幼児教育のセミナー・講演にも参加しました。

 「子どものために手作りのものを」と意気込んで、ミシンを購入。手芸用品店でたくさんの布を買い込み、育児グッズを入れるバッグやスタイ、ベストなどを作ってみました。子どもへの「愛情表現のアウトプット」を予習してみたという感じでしょうか。結構、自己満足感だけが得られました(笑)。後日、編み物は挫折し、大量の毛糸は実家の母に送ることになりました……。それでも、私には必要な経験だったと思います。


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