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河村都 夫婦で子育て観が違うほうが子どもは伸びる

妻はバリバリ受験派、夫は外遊び重視派でも問題なし!

 毎日バタバタと忙しくしていると、つい子どもにキツイ言葉をぶつけてしまったり、そもそも子どもと向き合う時間を長くとれなかったり……。「こんな育児でいいのかな?」と迷いがちな働くママ&パパたちへ、『子どもを伸ばす「いいね!」の言葉 「ダメ!」な言葉』の著者で教育コンサルタントの河村都さんが、充実した子育てを楽しむためのヒントを贈ります。

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妻はバリバリ受験派、夫は外遊び重視派

 「河村先生、子育てについて夫婦間で衝突する場合はどうしたらいいんでしょうか?」

 ある小学校での講演を終えた後、声をかけられました。ご相談の主は、いかにもやさしく子煩悩そうな30代のお父さんです。

 「妻はエスカレーター式の私立の進学校で育ってきて、子供に対してもとても教育熱心で、子どもには早いうちから受験をさせたいと言っています。でも、僕は地方でのびのびと育ってきたから、遊び盛りのうちはできるだけ外に連れ出したいと思っているんです。普段は仲良くやっているんですが、子どもの教育方針についてとなると、意見が合わずに平行線のままで……」

 曇り顔のお父さんに対して、私はすかさず聞きました。

 「お父さん、お子さんのこと、大好きですか?」

 お父さんはちょっとふいをつかれたようでしたが、すぐに「ええ、もちろんです!」と即答してくださいました。私はすかさず質問します。

 「お母さんも同じようにお子さんのことが大好きですよね?」

 「ええ、妻も子どもをとてもかわいがっています」

 「だったら大丈夫ですよ! そのままで何の問題もありませんから、ご安心ください」

 

 私が太鼓判を押したのはこういう理由です。

 夫婦とはいえ、育った環境も違えば、培ってきた経験が違うのは当たり前。他人同士なのですから、考え方や価値観がまったく同じということはあり得ないのです。特に、子どもの教育といった重要な問題については、それぞれに真剣に考え、譲れない答えを導き出すはず。それが夫婦で違うというのはごく自然のことだと思いませんか? 夫婦がそれぞれに社会で活躍する世界を持っている共働きの場合は、よりその傾向が強いかもしれませんね。

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