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中学受験 うちの子、やる気がないのでしょうか?

暗記を強いるのではなく、新しい知識を学んだときの「納得」を重視。「ああ、なるほど」をすべての教科で実感させる

英才教育を受けてきた子は「修正」が必要になる

小川 国語専門の講師として言いますと、この子はもしかしたら、夏休み以降に国語の成績が急落するかもしれません。国語には思考能力、文章読解力も必要で、すべての学力のハブとなる学問です。

 ところがAさんの相談には、国語の話題が恐ろしいくらい出てきていません。恐らくAさん自身が国語が好きなんでしょう。文章を読み取れて当たり前だと思っている節があります。「日本語が読めれば正答できそうな社会科」という一文にそれを感じるのです。でも、Aさん自身は読み取れても、お子さんはどうなのか? それが理科、社会科の成績に表れているのではないでしょうか?

 私の持論ですが、理科という科目は、算数と国語の総合科目です。算数だけできる子は、理科の中でもできる範囲とできない範囲がはっきり分かれてしまう。理科がとてもよくできる子は、国語もできる。情報を読み取り、頭の中で映像として整理してアニメーションにできるからです。それが僕の考えている国語力です。

 その国語力を身に付けるために大切なのは、家庭内のお喋りです。「それからどうなったの?」「ほかには何があるんだろうね?」「昔からそうなのかな?」と、時間と空間の広がりを感じる相づちを打ちながら、子どもの話を楽しそうに聞いてあげること。絵が浮かぶ話ができる人は、頭のいい人です。もし、お子さんの頭がカチカチになっていたら、絵本を読むか、落語を聞かせるのが効果的です(笑)。


セミナー会場は参加者の集中した空気に満ちていた

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