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小室淑恵 上司は女性部下にも成長の場を

上司は女性部下を「ただ褒める」のではなく、事実を基に「承認する」ことが大事

アベノミクスの成長戦略の一つとして「女性の活躍」が打ち出されている影響もあり、女性の管理職が少しずつ増えてきています。株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役で、900社の働き方改善を手掛けてきた小室淑恵さんが、先日都内の会場で開催したセミナー「チームで勝てるリーダー術! 女性管理職養成講座 マネジメント編」のリポートを6回に分けてお届けします。最終回では、前回の「小室淑恵 女性部下を育てる近道は本音の面談」に引き続き、育児中社員に活躍してもらうためのマネジメントのコツや、育児と仕事の両立に挑む社員が知っておくべきポイントを紹介します。

女性社員に、職場への不満を自分で改善していくチャンスを与える

 前回の記事に引き続き、女性部下を育てるために6カ月間でトライしてみていただきたいことの4ステップのうち、残り2ステップについて説明します。

ステップ3: 職場に対する不満について、部下が自ら改善活動を行う場を与え、見守り、成功体験を積ませる。女性や介護中の男性メンバーも活躍できる職場をつくる

 女性部下に対して、発言の機会などの場数を与え、成功体験を積ませるために、「カエル会議」と呼ばれる手法を紹介します。「カエル会議」という名称には、「働き方を変える」「早く帰る」「人生を変える」……という様々な意味を込めています。

 どのようなチームになりたいかを明確にし、現状を明らかにし、理想と現実のギャップを埋める方法をチームで考え、実行していくのです。これにより、育児・介護などの事情を抱えた社員など、時間制約があっても実力を発揮できる環境づくりを目指すことができます。それだけでなく、全員が決められた時間内で最大の成果を出す、生産性の高い職場づくりのために、主体的に働き方を見直すようになります。

 この活動の目的は次の2つです。

1: 残業が減る職場をつくることで、ダイバーシティー人材が活躍しやすい環境をつくる
2: 「カエル会議」のディスカッションにより、上司が以下の3つを得る
 a. 部下育成の視点を持ち、メンバーに発言を促す機会を得る
 b. 「意見が通った」「みんなの働きやすさに貢献した」という実感を、部下に持たせることができる
 c. 部下に成功体験を持たせ、今後のアクションに前向きになってもらえる

 では、次ページでは「カエル会議」の具体的なやり方について説明します。

次ページ 早く帰るための「カエル会議」を実践し...

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