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「いい子にしててね」を子どもは理解できない

子育て・教育

「いい子にしててね」を子どもは理解できない

伊藤徳馬/どならない子育て 叱ることで成立するしつけは、もうやめよう

茅ヶ崎市役所こども育成相談課職員の伊藤徳馬さんは、神戸少年の町版「コモンセンス・ペアレンティング(CSP)」という手法を伝授する「怒鳴らない子育て練習講座」を開設した立役者。神戸少年の町版CSPとは、アメリカで開発されたペアレンティングトレーニングのプログラムを日本の文化仕様にしたもの。「何をすべきかを明確に伝える、褒める、事前に練習させる」といったしつけの技術を親が経験的に学習していくプログラムです。この方法を分かりやすく『どならない子育て』、続編の『どならない子育て それでもやっぱりどなっちゃいそうなとき編』で解説しています。今回は「どならないで済むコミュニケーションの基本」について伺います。

私達は、なぜ子どもをしつけようとするのか

 とある共働き一家(太郎くん・5歳)の朝を実況中継します。

 ママ 「太郎! もうごはんを食べなくちゃ、太郎もママも遅刻しちゃうよ!」
 パパ 「ごめん、今日急ぎだからもう行くね。行ってきまーす」
 太郎 「怪獣だぞ~、ガオ~~~ッ」(朝ごはんには目もくれず、一人で怪獣ごっこに熱中)
 ママ 「もういいかげんにしなさ~~~~いっ!!!」

 こんなことは日常茶飯事ではありませんか? 私の家にも娘(7歳)と息子(4歳)がいますが、ついつい声を荒げてしまうことがあります……。

 でも、こんな私が4年前にコモンセンス・ペアレンティングセミナー(CSP)にたまたま参加し、だまされたと思って自宅で試したところ、あれれ? 少しずつどなる回数が減ってきたんです。

 「仕事も、子どもも、愛している」をキャッチコピーとするDUALをお読みの皆さんが、愛する子どもを少しでも「どならなくて済む」ように、これからCSPのノウハウをお教えしていきたいと思います。

 まずお話ししたいのは、具体的なコミュニケーションの仕方について。

 最初に改めてお考えいただきたいことがこちら。

 「そもそも、私達は何のためにしつけをするのか」

 次のページでは、共働きのママ&パパの皆さんへの質問です。

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伊藤徳馬の どならない子育て

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