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中学受験 国語の記述、ダラダラした長文でいい?

小学3年生までに子どもが身に付けておくべき力は、「人の話をちゃんと聞く力」

35年以上にわたって中学・高校受験の指導を行い、灘・開成・麻布・桜蔭・女子学院などの有名校に2500人以上を合格させてきた「かしこい塾の使い方」主任相談員の西村則康先生。今回紹介するセミナーでは、「かしこい塾の使い方」主任相談員の小川大介先生と共に、参加した保護者からの質問に具体的にアドバイスを行いました。参加者から事前に寄せられた質問に対する回答の様子を6回に分けてお送りします。「中学受験 国語の成績がジェットコースター状態です」に続く、第5回。テーマは「国語の記述問題の学び方」と「塾に通う低学年の子の親が気を付けるべきこと」です。

【Fさん(小学5年生の母親)】

 小学校5年生の子どもをSAPIXに通わせています。西村先生の勉強法を守り、「○△×方法」(※)の勉強法に変えたところ、アルファクラス(上級者クラス)をずっと維持しています。算数は粗削りですが、少しずつ安定してきました。

 ですが国語は5年生になってから、記述でどうしてもいい点が取れなくなりました。中間点はもらえるのですが、焦点が合っていない場所を書き出したり、ダラダラと長く抜き出したり。SAPIX特有の答え方にも四苦八苦しています。社会科についても、地理や、二学期から始まる歴史について良い勉強法がありましたら教えていただきたく思います。

※「○△×方法」とは? → 詳細はこちら。

国語の記述問題を解くために必要な、3つの力


小川大介先生

小川先生(以下、敬称略) 国語の記述問題とは何であるか、まず大人が理解することが大切です。記述問題に答えるためには「問題を読み取る」「問題の指示を分類する」「解答のボキャブラリーを覚える」という3つの力が必要です。

 SAPIXは文章を読ませることしかせず、問題の分析指導はしない傾向にあります。ボキャブラリーは生徒の自助努力任せです。

 そのため、塾の言う通りに勉強しているだけでは成績は伸びにくい。記述ができるようになるための勉強をしていないのですから当然です。これは、他の大手塾に対しても同じことが言えます。親御さんはこの3つの要素のうち何が欠けているかを見極めて、補ってあげる必要があります。

 国語の答え合わせと間違い直しを正しくできている人を、私はほとんど見たことがありません。その問題の答えがなぜそうなるのかが子ども達には理解できない。だから大人が問題文の見方を教えてあげなければなりません。ところがそこを教えることのできる先生は驚くほど少ないのです。

 その結果、設問が何を求めているかを理解できず、子どもは該当しそうなところを「ダラダラと長く抜き出したり」するしかなくなるのです。

 国語の勉強法としては、記述問題の構造や、答えの作り方をきちんと学ばせてあげましょう。結果につなげるにはそれが一番速いと思います。

 しかし、大手塾の教材のどこをどう読んでも、その具体的な方法は書いていません。親御さんの協力が必要です。オススメの勉強法は、解答が書かれているページを読み、正答例から逆算して「この設問はこういう答えを求めていたんだね。なぜだろう?」「解答例の3行はどこから出てきたのだろう」と親が一緒に考えてあげるやり方です。

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右から、西村則康先生、小川大介先生

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定員/各100名(申込先着順、定員になり次第締め切らせていただきます)
受講料/各10,800円(税込)
会場/富士ソフトアキバプラザ(東京・秋葉原) http://www.fsi.co.jp/akibaplaza/map.html
JR秋葉原駅徒歩2分
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