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「自分にしかできないこと」は少ないほどいい

仕事の「見える化」と「共有」の工夫があれば、いざというとき、チームがカバーしてくれる

子育てはチームプレー

 とある本に、働くママがパパに言われたくない言葉ランキングが載っていました。その中で堂々のナンバー1は、いったいどんなフレーズか分かりますか?

 その答えは……、
 「手伝ってあげようか?」

だそうです(これは私がパパ講座をやらせていただくときに必ず出す問題です)。
 では、なぜママはこの言葉を言われたくないか、その理由を考えてみましょう。

 このフレーズからは、「仕事はパパ、家事・育児はママの役目。だから、パパである私は育児・家事の担当外だけど、手伝ってあげようか?」という意味合いが感じ取れるため、言われたくないのだそうです。もちろん、親切心からこのような言葉が出ることもあるので、一概に不適切な発言だとは思いません。ここで重要なのは、育児・家事に対するパパの意識です。

 仕事も子育ても、共通する大切な考えは「チームプレー」。時間術を考えるうえで「人に頼ること」はとても重要な要素です。極論すれば、「これは私にしかできない」という考えは自己満足にすぎません。

 エネルギーも時間も有限です。「働くパパ」として、仕事も育児も自分のことも全力投球で頑張ろうとすると、かえってどれも中途半端になってしまい、逆にやる気を失ってしまうかもしれません。また、パートナーが「働くママ」の場合、ママだけにすべてを任せてしまうと、手が回らなくなるような状態になりかねないのです。

 人にはそれぞれ得意・不得意分野があります。自分が苦手なことやできないことを得意な人に代わってもらうことで、自分の得意分野に時間を費やすことができます。それぞれの不得意分野を補いつつ、様々な状況を乗り切ってこそ、夫婦の、そして家族の絆が深まります。決して、子育てが孤育て(孤立した子育て)になってはいけないのです。

 だからこそ、「私達は一人じゃない、困ったときには助け合えるんだ」と思って、頑張り過ぎない気持ちで過ごしてください。ちょっとメンタルなことを書きましたが、私にとっては、これも立派な「時間のルール」です。

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