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民間人校長・平川理恵さんが描く公教育の未来

娘が通う小学校でのPTA会長も務めながら進む、両立の道とは

女性ジャーナリストが集まる勉強会で出会った、平川理恵さん。横浜市・市立中学校の民間人校長として新しい挑戦を続ける新しい挑戦を続ける傍ら、娘さんの小学校ではPTA会長を務めています。フルタイムで仕事をするママがPTAの役員をやるのは、時間的にとても難しそうな気がしますが、実はメリットも少なくありません。「学校もPTAも変わらなくてはいけない」。そう語る平川さんの熱い想い、そしてパワフルな両立生活について聞いてきました。

インタビューを動画でご覧いただけます(約3分)

留学斡旋会社を売却後、中学校の民間校長に

藤村 私自身の父が教員で、現在、ある中学校の校長を務めているため、校長という仕事には個人的にも興味があります。さて、平川さんはリクルート出身でいらっしゃいますが、民間企業を経て、中学校の校長先生を目指した経緯を教えてください。

平川さん(以下、敬称略) リクルート退社後、留学斡旋会社を自分で起業しました。誰かの人生を変えるお手伝いができることが楽しかったですし、日本の学生を海外に送り出すことにも使命感を感じていました。おかげさまで毎年黒字を出すことができ、複数の社員も抱えて、それなりに事業を運営できていたのですが、あるときから「私の仕事ってこのままでいいのだろうか」……と思うことが増えてきました。

 そこであれこれ悩んだ結果、起業10年目というタイミングで会社を売却、一度リセットしました。所属先も仕事もない生活を送ることで、これから自分は何をしていきたいのか、というテーマとじっくりと向き合うことにしたんです。

―― ずいぶん大きな決断をされましたね。その結果、見えてきたのが、民間人校長という仕事だったのでしょうか?

平川 一から考えたときに、「中学校」という教育のど真ん中に身を置いてやっていきたいな、と感じたんです。40代、50代と仕事をしていく中で、今まで私がやってきた仕事が活かせるかもしれない、人様のお役に立てるのではないか……。そう思いました。

 ちょうど、大阪で民間人校長の募集が始まったところだったので、すぐに応募し、ありがたいことに合格・内定を頂きました。ただ、家族と暮らしていたのは東京。そのときは家族の反対を受けて泣く泣く諦めました。その後、同じように公募した横浜市の民間人校長に再度挑戦した結果、こちらで校長を務めることになったのです。


平川理恵さん

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