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認可保育園のわが家の待機順番は「400番台」

8年振りに2人目の子どもの保活を始め、待機児童の急増を目の当たりに。育休2年目に突入し、不安定な日々を送る(後編)

女性の雇用拡大が国家プロジェクトになっている今、保育園の待機児童問題解消が急ピッチで進められています。しかし、施設整備の遅れや、現場の理解不足などで、職場復帰を妨げられ、キャリアチェンジを余儀なくされるワーママがまだまだ多いのも事実。そんなママ達が、何をきっかけにどのような選択をしてきたのか。生の声をお届けします。<文中はすべて仮名>

【あらすじ】前回記事「マタハラ実態ルポ『子育てしながらは無理だよね』」では、一級建築士の資格を持ち正社員で働いていた佐伯ユミさん(現在38歳)が、妊娠を上司に報告した途端「肩叩き」に遭い、何となく納得して26歳で退職したところまでを紹介しました。<後編>は、長女出産を機にフリーとして順調にキャリアを重ねてきた佐伯さんが、2013年に授かった長男の保育園探しで暗礁に乗り上げてしまうまでのいきさつと、子ども達との日々の関わりに幸せを感じているという心境に迫ります。

順番待ち400番台。長男の1歳児入園は厳しい?

 長男は2013年の10月に生まれました。夏までに生まれた子のママ達に先を越されているので、すぐ動かないと保活は厳しいだろう、と感じてはいたんです。周囲からも、妊娠中から認可外の保育園に申し込んでいるといった声が聞こえてきていましたから。

 とりあえずは0歳児のうちに認可外の保育園に入れてポイントを稼ぎ、4月からの認可保育園入園を狙う、というプランを目指すことに。5月の時点で目黒区内にある4つの認可外保育園に入園を申し込みましたが、すべて「キャンセル待ちの方が3桁いらっしゃいます」と言われました。

 当時、世田谷区に住むママ友に聞いたところ、「世田谷区では20園に申し込んで、やっと認定子ども園の空きを見つけた。今は、そのくらいしないと入れない」と。8年前とは様子がこんなに変わっているんだと痛感させられました。

 私も、どうしても翌年の春に仕事に復帰したいという気持ちがあれば、他区でも高額でも、とにかく長男を預けるんだという勢いで動いていたと思います。また、認可外なら先着順で入園できる施設もありますから、妊娠中から園に行って、早い順番で予約してしまう方法もありました。

 でも30代後半という年齢のせいもあるのか、どうも長女を育てた20代のときのようなパワーが出てこないんです。今は「もうこれ以上動かず、キャンセルを待とう」というのが本音です。

 ちなみに、目黒区の担当窓口に電話すると、認可保育園の順番待ちで自分が何番目かを教えてもらえます。うちの場合は400番台でした。区が1歳児の定員枠を一気に増やしてくれるということがない限り、1歳児でこの番号は絶望的です。

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