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先回り思考ができるイクボスは生産性を上げられる

部下が抱える事情はそれぞれ ケーススタディーから学ぶイクボスの在り方

人材サービス事業を展開するWarisが、外資系製薬・医療機器大手のバクスターの管理職社員に向けて「イクボスワークショップ」を実施した様子を2回にわたってお伝えする後編。前回の感性アナリスト黒川伊保子氏による男女脳の違いを説く講演に続いて、今回は、サクセスボード代表でキャリア・アドバイザー萱野聡氏によるワークショップの様子をリポートする。

 萱野氏は、日本通運株式会社などで採用・教育を中心とした人事業務全般に幅広く従事した経歴を持ち、外資系製薬企業などでの管理職研修も多く手掛け、現在は人事コンサルタント、採用コンサルタント、研修講師、キャリア・アドバイザーとして活躍中だ。

 そんな萱野氏によるワークショップは、リラックスした雰囲気のなか、クイズから始まった。時短勤務のワーキングマザー、男性の育児休業、介護、地域コミュニティーへの参加経験の有無などについてクイズ形式で確認しながら、理想のイクボス像を探っていく。

子育て社員の家庭 それぞれでバックグラウンドは異なる

 育児といっても、家庭ごとに状況が異なるのはもちろん、住んでいる地域によっても条件が変わってくるということを知っておく必要がある。また萱野氏は、イクボスたるもの、育児中の社員だけを支援するのではなく、介護中の社員やその他の社員一人一人への配慮を忘れないことが大事だと強調した。社員とのコミュニケーションに正解があるわけではなく、社員一人一人や、それぞれの状況を理解することがマネジメントの改善につながっていく。

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