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「仕事目標は立てず、風に吹かれてみればいい」

日経ウーマノミクス・フォーラムレポート(1)――女性幹部が語る「私の働き方」

 女性が活躍できる環境づくりと自分らしい生き方を応援する「日経ウーマノミクス・プロジェクト」主催の「日経ウーマノミクス・フォーラム Xmasセミナー&交流会2014」が、2014年12月7日、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開かれました。

 ワーク・ライフバランス代表取締役社長の小室淑恵さんや企業の女性幹部が講演を行った第1部のレポートをお届けします。


参加者を魅了したワーク・ライフバランス代表取締役社長、小室淑恵さんのキーノートスピーチ。テーマは「人生充実のカギ! ~ワークライフシナジーとは」

女性活躍推進の背景にある「人口オーナス期」

 セミナーが始まり、キーノートスピーチに登壇したのは、ワーク・ライフバランス 代表取締役社長の小室淑恵さん。2020年までに女性管理職の割合を30%にするという政府目標、いわゆる「2030(にいまるさんまる)」があり、女性登用が進んでいます。


ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑恵さん

急に会社が女性、女性と言い出したことに困惑し、昇進のオファーを拒否してしまうケースがあります。まずは女性のみなさんに女性活躍推進の背景を知ってほしい」と小室さん。

 1960~90年代に経済成長の好機「人口ボーナス期」を迎えた日本は、90年代半ばから、働く人より支えられる人が多くなる「人口オーナス期」に入りました。

 問題なのは日本が主要国よりも少子高齢化の進行が早く、スピードを上げて「人口オーナス期」に突入したこと。その結果として、人口ボーナス期の成長体験が強く残り、長時間労働を止められなかったこと。長時間労働ゆえに働く女性が2人以上を産むという選択を考えられず、人口を増やせなかったこと。待機児童ゼロに本気で取り組んで来なかったことなどを挙げ、長時間労働を止めて、短い労働時間で生産性を上げる必要性を訴えました。

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